2012年3月3日土曜日

古長沼の復元 その1

小崖1形成に伴い湖沼「古長沼」が出現し、湖底堆積進行等により水面上昇し、湖沼幅(宇那谷川谷底幅)が拡大したプロセスの仮説を2012.2.26記事「宇那谷川谷津の拡大プロセス仮説」で紹介しました。

こうした考えに基づく古長沼の範囲の復元を試みました。
現在の地形で標高24m~25mの間付近に古長沼が最大拡張した時の範囲があると考えました。

古長沼の範囲
標高区分図投影

古長沼の範囲
旧版1万分の1地形図投影

古長沼の範囲
DMデータ投影

古長沼のこの復元は、新田開発前の長沼池周辺と小崖3に沿った区域に限り行ったものです。
古長沼はこの復元図より西方及び南方にもっと広大に広がっていた可能性が大です。

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