2013年1月21日月曜日

下総台地の地形発達史を振り返る

花見川流域資料1 下総台地の地形発達史」に掲載した過去ログ170記事をざっと読み返して、このテーマに関して活動を振り返ってみました。

●2年間にわたるブログ記事であり、現場を散歩して気になった事柄は、だいたい全部記事にしています。

大ざっぱに記事内容を整理すると次のようになります。

「下総台地の地形発達史」に関するブログコンテンツのまとめ

●ブログを始めた当初は花見川流域の地形地質にかんする事前知識は完全なるゼロでした。そのため、気軽に花見川河川争奪について記事にしていました。
そのうち、oryzasan氏からの情報提供やコメントがあり、刺激をうけて本腰を入れて検討するようになりました。
検討すればするほど、花見川流域に珍しい河川争奪現象が存在していることに確信をもてるようになり、その考えを支える現場情報とGIS上の情報も集まり現在に至っています。

●GIS上の情報(標高5mメッシュ)が最新版になり、地形断面図作成ツールを途中から入手できたことが検討を深める上で重要な役割を果たしました。
現在はさらに高精度の地形断面図作成ツールを使えますので、今後さらに検討を深めることができると思います。
このブログ活動では、分析ツールの選択肢を広げ、分析スキルをアップさせることが、大切であると感じています。

●ブログ記事では専門家や好事家でないと理解できない用語や、興味対象地物・現象が書いてあります。
これを地域資産の説明という観点から一般住民が興味をもてるように表現すれば、ブログ記事情報の価値がアップすると思います。

●今後この170記事を編集して体系的な著述を作成し、花見川流域地誌第1章作成のための素材資料とします。


路傍の模様

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