2013年11月5日火曜日

四街道検討面の不思議な地形 その2

花見川流域の小崖地形 その52

2013.11.1記事「四街道検討面の不思議な地形 その1」で述べた宇那谷川筋と新発見谷津の形状について、突拍子もない話ですが、次の図のような土地ブロック全体(柏井検討面・花島検討面・犢橋検討面等)の横ずれ移動と四街道検討面との衝突という印象を受けています。

土地ブロック全体の横ずれ移動と四街道検討面との衝突イメージ

新発見谷津の平面分布異常を引き金にして、このイメージを支持する別の多種情報をかなり集めることができて、突拍子がないことは判っていても、図化しました。検討すればするほどこのイメージが補強されていきます。

泥縄になりますが、今後変動地形の基礎知識を急いで得てから情報を整理して、仮説としてまとめたいと思います。

これまで下総台地の地形変動に関して、横ずれ移動はだれも着目してきませんでした。
従って、横ずれ移動のダイナミックな姿を浮き彫りにできれば、それは全く新たな知見となる可能性があります。

下総上位面の専用検討ツールとして作成した地形段彩図が、発想源として有効に機能しています。


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