2020年11月27日金曜日

加曽利貝塚博物館企画展「あれもEこれもE 加曽利E式土器 北西部地域編」の観覧

縄文土器学習 501 

現在開催中の加曽利貝塚博物館令和2年度企画展「あれもEこれもE 加曽利E式土器 北西部地域編」を観覧してきました。


企画展の入り口


企画展ポスター

なんとショーケース7台を使った展示土器の多い企画展です。中峠式→加曽利EⅠ式→加曽利EⅡ式→加曽利EⅢ式→加曽利EⅣ式(いわゆる加曽利EⅤ式を含む)と時代を追って土器形式を観覧できます。特に加曽利E式土器の発生と終焉にかかる中峠式土器やいわゆる加曽利EⅤ式土器をじっくり観察できることはうれしいことです。


7つのショーケースを利用した形式別展示

今年度パンフレットはとても充実しています。また美しいものです。


企画展パンフレット表紙

資料として今年度パンフレットだけでなく、平成31年度企画展、令和元年度企画展パンフレットも置いてあり、利用者の便利が考えられています。

平成31年度の最初企画展「あれもEこれもE」企画展は縄文土器というものを人生ではじめてマジマジ見ました。令和元年度企画展「あれもEこれもE」ではじっくりと加曽利E式土器の基礎学習をさせていただきました。今年度の企画展「あれもEこれもE」は足繁く通い、3Dモデル作成観察を徹底して行い、加曽利E式土器変遷のイメージを詳しく体感することにします。

なお、器台が2点展示されていて、特別の興味対象として検討することにします。

またなんと土偶が1点展示されています。中期東京湾岸には土偶はほとんど出土しません。大変珍しいものであると考えますので、特別学習対象とすることにします。


展示土偶 鎌ヶ谷市大堀込遺跡 加曽利EⅠ式土偶


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