私の散歩論

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2026年4月3日金曜日

東内野型尖頭器2点外(八千代市権現後遺跡)観察記録3Dモデル

 Observation Record 3D Model of Two Higashiuchino-type Projectile Points (Gongen-ushiro Site, Yachiyo City)


I enjoyed creating a 3D model of observation records for two Higashiuchino-type projectile points and other artifacts displayed at the Yachiyo City Local History Museum. The term "Higashiuchino-type" reminded me of the Higashiuchino site, which I had previously become interested in.


八千代市郷土博物館に展示されている東内野型尖頭器2点などの観察記録3Dモデル作成を楽しみました。東内野型という言葉から、以前興味を深めた東内野遺跡の様子を思い出しました。

1 東内野型尖頭器2点外(八千代市権現後遺跡)観察記録3Dモデル

東内野型尖頭器2点外(八千代市権現後遺跡)観察記録3Dモデル

東内野型尖頭器2点、敲石、ナイフ形石器2点

撮影場所:八千代市郷土博物館

撮影月日:2026.03.10


展示の様子

ガラス面越し撮影

3DF Zephyr v8.038で生成 processing 200 images


3Dモデルの動画


3Dモデルの画像(テクスチャ有り)


3Dモデルの画像(テクスチャ無し)


3Dモデルの画像(テクスチャ有りと無しのハードライトミックス)

2 東内野型尖頭器2点外(八千代市権現後遺跡)展示風景の視覚変奏動画


東内野型尖頭器2点外(八千代市権現後遺跡)展示風景の視覚変奏動画

6フィルター写真のバリエーションをクロスディゾルブを使って連続表示したスライドシーケンス動画です。Photoshopで作成しました。

3 メモ

東内野型尖頭器という尖頭器型があることをはじめて知りました。

東内野型尖頭器(ひがしうちのがたせんとうき)は、千葉県富里市の東内野遺跡で発見された旧石器時代後期(約2万年前〜1万5千年前)の狩猟用石器(槍先)です。縦長剥片を基に作られ、半両面・片面調整による明確な「肩」や基部の抉入(えぐり)が特徴で、小型の規格品が量産されたことで知られます。(webから)

東内野遺跡は以前から興味があります。台地上にあるにも関わらず、旧石器時代ころには大きな池があり、その水場の周囲に遺跡(キャンプ)が営まれたようです。下総台地には東内野以外にも池(湖)が幾つかあり、戦後まで続いた池(湖)として長沼があります。

2014.09.17記事「東内野遺跡に興味を持つ




2026年4月2日木曜日

有舌尖頭器2点(八千代市権現後遺跡)観察記録3Dモデル

 Observation Record 3D Model of Two Tanged Projectile Points (Gongen-ushiro Site, Yachiyo City)


I enjoyed creating 3D models of observation records of two tanged projectile points displayed at the Yachiyo City Local History Museum. The jagged, saw-like blades are particularly striking.


八千代市郷土博物館に展示されている有舌尖頭器2点の観察記録3Dモデル作成を楽しみました。鋸のような刃のギザギザが印象的です。

1 有舌尖頭器2点(八千代市権現後遺跡)観察記録3Dモデル

有舌尖頭器2点(八千代市権現後遺跡)観察記録3Dモデル

旧石器時代終末~縄文時代草創期

撮影場所:八千代市郷土博物館

撮影月日:2026.03.10


展示の様子

ガラス面越し撮影

3DF Zephyr v8.038で生成 processing 83 images


3Dモデルの動画


3Dモデルの画像(テクスチャ有り)


3Dモデルの画像(テクスチャ無し)


3Dモデルの画像(ワイヤフレーム)


3Dモデルの画像(テクスチャ有りと無しのピンライトミックス)

2 有舌尖頭器2点(八千代市権現後遺跡)展示風景の視覚変奏動画


有舌尖頭器2点(八千代市権現後遺跡)展示風景の視覚変奏動画

6フィルター写真のバリエーションをクロスディゾルブを使って連続表示したスライドシーケンス動画です。Photoshopで作成しました。

3 メモ

鋸のような刃のギザギザが印象的です。

7年前、3DF Zephyr Liteを使い始めた頃、千葉県香取郡多古町一鍬田甚兵衛山南遺跡出土の有舌尖頭器の観察記録3Dモデルを作成したことがあります。同じように刃にギザギザがついています。

2020.05.11記事「縄文草創期有舌尖頭器(千葉県多古町一鍬田甚兵衛山南遺跡) 観察記録3Dモデル


縄文草創期有舌尖頭器(千葉県多古町一鍬田甚兵衛山南遺跡)撮影 2019.05.27


6断面発掘状況写真に写る土器片の型式

 Types of Pottery Fragments in Photographs of Excavation Sites (6 Sections)


During the process of correlating shell layers between sections, I examined the types of pottery fragments near the six sections shown in the photographs. In areas with a high concentration of pottery due to a single wave of shell mudflow, Kasori EII type pottery (middle, middle to early, and early) was found together. I believe that the mudflow occurred in a location where these types of pottery coexisted simultaneously.


断面間の貝層対比作業の中で、写真に写る6断面付近土器片の土器型式を調べました。1波の貝殻泥流による土器密集ヶ所で、加曽利EⅡ式中、中~新、新が一緒に出土します。これらの型式土器が同時に存在していた場所で泥流が発生したと考えます。

この記事は2026.03.31記事「3D空間における発掘状況写真の土器片と密集土器分布図の対応関係」の続きです。

1 6断面の発掘状況写真に写る土器と密集土器分布図の対応関係


6断面の発掘状況写真に写る土器と密集土器分布図の対応関係

前の記事で、写真に写る土器片とその土器片が断面図の中でどこに位置するか、上図で突きとめました。

写真と断面図で、4ヶ所で対応関係が確認できます。

2 6断面密集土器の型式

6断面写真で確認できて、断面における分布が判明した土器について、型式を調べました。


6断面密集土器の型式

写真と断面図で見られる4ヶ所の対応関係のうち、2ヶ所で土器型式が判明しました。

1ヶ所では1土器の型式が判明しました。

238番土器で、この土器は加曽利EⅡ式中段階土器です。

もう1ヶ所では7土器の型式が判明しました。

303番土器:加曽利EⅡ式中段階土器

274番土器:加曽利EⅡ式中段階土器

319番土器:加曽利EⅡ式中段階土器

392番土器:加曽利EⅡ式新段階土器

227番土器:加曽利EⅡ式中段階土器

295番土器:加曽利EⅡ式中~新段階土器

395番土器:加曽利EⅡ式土器

3 メモ

7土器が集中するヶ所での土器型式が加曽利EⅡ式中段階4件、中~新1件、新1件となります。これらの土器は1波の高濃度流(貝殻泥流)で運ばれてきたものと考えることができます。従って、ある狭い範囲にこれら3つの土器型式の土器が集中して存在していたと考えることができます。

今後さらに情報を増やして調べる必要がありますが、これら3つの土器型式はある時間断面では同時に利用され、同時に廃棄されていたのではないかと仮想定することにします。

1土器の型式が判明したヶ所は断面層位的には7土器出土ヶ所より明らかに下位です。より古い貝殻泥流に起因するものです。しかしこの土器型式が加曽利EⅡ式中段階ですから、層位的に上下が明瞭でも、土器型式からみると差異が無い(弱い)といえます。土器型式という時間尺でみると、層位の上下の時間差はほとんど無いことになります。

2026年4月1日水曜日

2026年3月のブログ活動ふりかえりと4月の見通し

 March 2026 Blog Activity Review and April Outlook


This post reviews the activities of the blog "Walking the Hanami River Basin" for March 2026 and provides an outlook for April.

The high-concentration flow (shell mud layer) concept, which was developed at the end of February, was confirmed in March through fabric observation of 3D models of exfoliated cross-sections. Furthermore, a new shell layer classification was attempted by applying this concept. In April, the cross-sectional comparison work based on the new shell layer classification will be expanded.

I enjoyed creating 3D models of exhibits at the Yachiyo City Local History Museum and wrote articles about it.

I enjoyed collecting archaeological stamps and wrote articles about them.

I enjoyed learning 3D-related technologies and wrote articles about them.


ブログ「花見川流域を歩く」の2026年3月活動をふりかえり、4月活動を見通しました。

2月末に生まれた高濃度流(貝殻泥層)概念を、3月に剥取断面3Dモデルのファブリック観察で確かめました。さらに、この概念を適用して新たな貝層区分を試行しました。4月は新たな貝層区分による断面対比作業を拡張する予定です。

八千代市郷土博物館展示物の3Dモデル作成を楽しみ、記事にしました。

考古学切手蒐集を楽しみ、記事にしました。

3D関連などの技術習得を楽しみ、記事にしました。

1 ブログ「花見川流域を歩く」のふりかえり

1-1 有吉北貝塚北斜面貝層の貝層断面図対比作業

2月末に貝層堆積機構が高濃度流(貝殻泥流)によるものであるとする概念が貝層写真ファブリック観察から生まれました。3月にその概念にもとづいて剥ぎ取り断面3Dモデルファブリック観察を行い、概念の確からしさを確認しました。さらに土器集中ゾーン写真ファブリック観察で、5断面で2波の高濃度流(貝殻泥流)を予察しました。全部で10記事を書きました。

1-2 展示物の観察記録3Dモデル作成

八千代市郷土博物館展示物などの観察記録3Dモデル作成を楽しみ、11記事を書きました。

1-3 考古学切手蒐集

考古学切手蒐集を楽しみ、6記事を書きました。

1-4 技術習得

3D関連などの技術習得を楽しみ、8記事を書きました。この中で、次の事項は今後の活動に役立つもので、自分にとっての「新技術」です。

・Sketchfab投稿3DモデルリストのPythonによるダウンロード

・視覚変奏動画のPhotoshopによる作成

・3DF Zephyr Liteの最新バージョンによる精度向上確認(により、過去3Dモデルの改良が可能であることの確認)

2 ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」のふりかえり

早朝散歩記事4編を書きました。

3 2026年3月活動の特徴

3-1 北斜面貝層検討(断面対比作業)

2月末に生まれた高濃度流(貝殻泥流)概念を3月に入って確かめて、この概念で断面対比作用をやり直す決断がついたことは、北斜面貝層検討作業における大きな画期になったと考えます。

3-2 展示物3Dモデル、考古学切手、技術習得

展示物3Dモデル、考古学切手、技術習得について継続して記事を書き、自分のブログ活動として定着したように感じます。過去にはこれらの記事作成で「存在する時間」をすべて消費して楽しむ「悪風」がありましたが、現在その「悪風」はかなり退治しています。

3-3 X(Twitter)活動の終了

突然、X(Twitter)からアカウントの永久凍結の連絡を受けました。理由は規約違反(信頼性に反するルールに違反)です。違反の自覚がないので異議申し立てを2回しましたが、返答はありませんでした。

連絡してきた相手がAIであり、コミュニケーションできる状況ではないので、アカウント凍結は受け入れざるを得ません。15年間無料で利用できたことはXに感謝し、別アカウント作成は止めて、X活動は終了することにします。

15年間Xで私をフォローしていただいた1000人以上の皆様、いいねをいただき、リポストしていただいた多くの皆様に心から感謝し、御礼申し上げ、X活動終了のご挨拶とさせていただきます。

ありがとうございました。

今後はXに投入したエネルギーをブログ充実に振り向けたいと思います。

4 2026年4月活動の見通し

北斜面貝層検討では、5断面の検討を周辺断面に拡張敷衍して、高濃度流概念の適用蓋然性をさらに確かめる予定です。高濃度流概念適用がどれだけ的確なものであるのか、検討を深めることが大切であり、いたずらに定形作業を進めることはいましめることにします。貝層断面対比作業における技術的飛躍を確実にしたいと思います。

展示物3Dモデル、考古学切手、技術習得に取組みます。

参考

ブログ「花見川流域を歩く」2026年3月記事(〇は閲覧の多いもの)

ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」2026年3月記事


2026年3月 Sketchfabに投稿した3Dモデル


2026年3月 YouTubeに投稿した動画


2026年3月 ブログ「花見川流域を歩く」投稿記事に掲載した画像