勝田川流域紀行9 み春野団地の調整池
み春野団地の調整池
宇那谷川と小深川が合流するところ(千葉市花見川区)にみ春野団地があります。み春野団地は野村不動産が販売している約1000区画の一戸建て住宅団地です。この団地造成に伴って約1.37ha(数値地図2500空間データ基盤より計測)の調整池が出来ています。
花見川流域にある調整池では大きい部類です。
金網越しに覗くとコサギ、カワウなどの水鳥がいつも飛来してきています。調整池の底に溜まった水溜りに魚などの生きものが生息しているようです。
勝田川とこの調整池は巨大なコンクリート壁で隔てられています。しかし、この調整池に手を加えて、野鳥などの生きものの棲息に好都合な環境をつくることは可能です。空を飛ぶ野鳥にとってみると、勝田川谷津の環境多様性が増すことになります。またこの団地や周辺に住む人が生きものの棲息を愉しむことが出来ると思います。
後日このブログで詳しく紹介しますが、勝田川支流横戸川にあるこてはし団地の調整池はビオトープとして整備され周辺住民の憩いの場として利用されています。近くに良い参考事例があります。
こてはし団地調整池
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