犢橋川流域紀行2 犢橋川の風景
花見川合流部
地史的には元来犢橋川が本流筋だったのですが、現在の花見川が河川争奪により一小支川から本流筋に昇格しました。合流部では犢橋川の貧弱さばかりが目立ちます。なお、犢橋川の上流に勝田川源流の一部を河川争奪したばかりの地形を幾つか見つけましたので、後日報告します。
(この記事の写真は全て2009年10月31日に撮影したものです。)
神場公園
合流部左岸の台地を利用して神場公園が作られています。花見川と少し離れていますが、花見川歩きの休憩等にうってつけの場所です。
犢橋川の河道
犢橋川は梁がない柵渠です。梁が無い方が風景になじみ、親しみも湧きます。生きものも利用しやすいと思います。
犢橋川を利用した高圧送電線
犢橋川の河道(谷津)を利用して高圧送電線が走っています。花見川と志津方面をつないでいる幹線です。風景的には谷津の規模に較べて送電線鉄塔の規模(高さ、ボリューム)が大きすぎて、送電線施設を観賞するために谷津が配置されたような印象さえ受けます。
送電線鉄塔を利用するオオタカ
既報(2011年2月24日「花見川中流紀行9生態環境と送電線鉄塔」)のとおり、オオタカが谷津谷底で小動物を捕り、送電線鉄塔上で食っていました。オオタカにとっては格好の止まり木になっています。
犢橋貝塚
犢橋川の左支川谷津(現在団地開発で存在しない)の上流に犢橋貝塚があります。縄文海進の海が現在の内陸深くまで進入していたことに驚きます。
カワセミ観察
遠隔操作シャッターカメラでカワセミ観察している方がいました。カワセミは花見川合流部から、上流の子和清水調整池まで連続的に観察しました。ザリガニや小魚を採餌しているものと思われます。
源流部の犢橋川
調整池手前の犢橋川の状況です。
子和清水調整池
谷津が調整池として整備されています。調整池のどこかにカワセミが営巣しているのではないかと創造しました。調整池の奥は子和清水(と由来の話)の跡であり、縄文遺跡がある場所です。
千葉市北清掃工場
千葉市北清掃工場があります。
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