私の散歩論

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2011年8月22日月曜日

私撰花見川八景

花見川流域のイメージと感想6 私撰花見川八景

花見川流域をくまなく歩いて、気に入った風景にたくさん出会いました。それら私のお気に入り風景の中から花見川本川について8つ、支流について8つを選び、私撰花見川八景、私撰花見川支流八景としてまとめてみました。

私撰花見川八景

私撰花見川八景の位置

第1 弁天橋からの風景
【第1 弁天橋から上流の風景】
弁天橋から上流方向をみた風景です。
視点場の位置が高く、広い水面をベースとした俯瞰の構図の風景がひろがり清々とした気分になれる場所です。風景の中に弁天の鳥居(ちょっとだけ)、勝田川合流部と低地、国道16号、遠方の勝田台台地などが見えて、この付近の地域の様子がよくわかります。弁天橋の歩道は広いので、安心して風景を楽しむことができます。
地形に詳しい方は、水の流れが低地→台地に流れるので、不思議な感覚を持つかもしれない風景です。

【参考 弁天橋の旭日】

【参考 弁天橋から下流の風景】

第2 横戸緑地下の風景
【第2 横戸緑地下の風景】
横戸緑地下で堀割が緩やかなカーブを描いています。サイクリング道路からこのカーブしている堀割を縦断方向でみると、尾根が重なるような風景となり、遠近感が強調され、渓谷のような風景をとなります。サイクリング道路が舗装されていないので、往時の堀割普請に思いをはせるには絶好の場所です。

【参考 早朝カヌーで移動する人】

第3 柏井橋からの風景
【第3 柏井橋からの風景】
柏井橋から上流方向を見た風景です。正面遠方に青色の水管橋があり、視線を受け止めてくれるアイストップになっているので、風景に締りが出てきています。右岸(画面左)側の竹林も柏井付近の風土になじんだものであり、特有の風景となっています。この写真は私のパソコンモニターの壁紙として長らく使いました。
なお、残念なことですが柏井橋は狭く、歩道がなく、交通量が多く、歩行者にとって大変危険な橋です。

【参考 柏井橋から下流方向の風景】

第4 花島橋からの風景
【第4 花島橋からの風景】
写真は桜が満開の頃、花島橋から上流方向をみた風景です。右岸(画面左)の花島観音と花島公園が主役です。人々の姿が絶えないので、にぎやかさのある風景です。正面に崖が立ちはだかり、その間を縫って花見川が流れてきます。極端にいうと川が山地から平野に出るところのような地勢になっています。水面にはボートで釣りをする人も時々見かけます。

【参考 花島橋から下流方向の風景】

第5 亥鼻橋からの風景
【第5 亥鼻橋からの風景】
川沿いに水田が広がり、川面も広いのでのんびりした風景です。送電線鉄塔が花見川を行ったり来たりしていますが、広々とした雰囲気を強調しているようにも感じます。右岸(画面右)の堤防には桜が植えられ、満開になると桜のトンネルになります。

【参考 亥鼻橋から上流方向の風景】

第6 長作見晴台からの風景
【第6 長作見晴台からの風景】
橋以外の台地地形上から俯瞰風景を見られる視点場は、花見川では数が限られますが、長作見晴台は下流の花見川の流れを平野の中で俯瞰景としてとらえることができる貴重な場所です。台地縁の神社は、花見川をよく見るためにそこに置かれたと言っても過言ではないと思います。

【参考 長作見晴台からのパノラマ風景】

第7 瑞穂橋からの風景
【第7 瑞穂橋からの風景】
瑞穂橋から上流方向を見た風景です。左岸(画面右)には川沿いに新しい公園と花見川区役所があり明るく、余裕のある感じのする空間になっています。高圧送電線鉄塔がツインで立っており、風景に立体感を与えています。

【参考 瑞穂橋から下流方向の風景】

第8 磯辺からの風景
【第8 磯辺からの風景】
花見川左岸磯部からパノラマの風景です。埋立地の高層住宅が明るく新興の雰囲気を演出しています。ただし、この写真は3.11前です。3.11では護岸のパラペットが倒壊し、住宅地では噴砂による大きな被害が発生しました。

【参考 磯部から河口方向の風景】

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