小崖2に関わる谷津パターン
この谷津パターンは次のような経緯で形成されたと考えられます。
小崖2に起因する谷津形成の経緯(小崖2発生前)
小崖2に起因する谷津形成の経緯(小崖2発生中)
2012.1.31記事「河川争奪の新発見」では小崖2に起因する河川争奪を説明してあります。
こうした形成経緯を前提に谷津に分類名称(仮称)を与えてみました。
小崖2に起因する谷津形成経緯からみた谷津分類名称(仮称)
小崖2に起因する谷津パターンを現実の地形(人工改変前)にあてはめると次のようになります。
詳細に地図をみると、もっと沢山の同じパターンが観察できます。
これと同じ谷津パターンが小崖3の長沼付近でみられます。
小崖3長沼付近の谷津パターン
小崖2がもたらしたのと同じ谷津パターンが、長沼地区で小崖3によって出現したものと考えます。
この谷津パターンは、形成後、その場所に湖沼(古長沼)が出現し、その湖沼が終焉した場所に再び表現された(出現した)ものと考えます。
小崖2がもたらしたのと同じような谷津パターンが、小崖3によっても普遍的に生まれたと考えると、東京湾側水系(犢橋川)の浸食作用で失われたかのように見えている小崖3沿いの場所の過去(東京湾側水系浸食以前)に、光が当たる可能性が高まります。 (つづく)
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