花見川河川争奪(河道逆行争奪)の証拠第1として水系パターン異常を示します。
次の図は現在の花見川水系の谷筋線を抜き出したものです。
現在の花見川水系谷筋線
基図は旧版1万分の1地形図(大正6年測量)
この谷筋線図から次の水系パターン異常が読み取れます。
1 緑に塗った部分は東京湾側水系ですが、印旛沼側水系領域に凸になって食い込んでいます。
2 同時にその部分の谷筋末端はほとんど全て北方向を向いています。
3 緑に塗った部分の谷筋は北方向の印旛沼側の谷筋に連続しています。
1、2、3は東京湾側水系がもともと存在していた印旛沼側水系の谷津パターンを丸ごと奪ったことを証拠だてています。
つづく
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