2012.11.09記事「未知の戦争遺跡(防空糧秣倉庫?)発見か」で未知のコンクリート構造物と考えた地物について、再度下見をし、若干の藪漕ぎをしたところ、トーチカの監視塔と思しきコンクリート構造物を発見しました。
銃眼口がありますから、間違いありません。
銃眼口のあるコンクリート構造物
銃眼口
「コンクリート構造物入口?」と考えた場所がトーチカの監視塔だったわけです。
防空糧秣倉庫と考えた根拠となる戦前陸軍の資料を国会図書館で閲覧し、この地物がその資料でいうところの防空糧秣倉庫ではないことが判りました。
詳細は追って説明します。
未知の、本物の、実戦で使うトーチカを花見川の河川空間で発見したことになります。
海老川乱歩です。
返信削除調査(速報)ありがとうございました。
びっくりしました。
殆ど知られていない戦争遺跡が草木に隠れひっそりと存在していたのですね。
草木に覆われていたせいか、写真で見る限りでは傷み具合は
築年数のわりにはひどくないように見えます。
(いつ頃竣工したのか小生は分かりませんが、少なくとも第2次大戦の終戦から数えると
67年は経過していることになります)
東向きなので、日光が半分しか当たらないからでしょうか。
(長期保存するには、ひっそりと草木に覆われていたほうがいいのでしょか。)
今後の詳細な調査が楽しみです。
海老川乱歩さん
返信削除コメントありがとうございます。
当初の予想(防空糧秣倉庫)とは異なりましたが、類似戦争遺跡として本物のトーチカを発見してしまいました。
12月か1月に予備調査をしたいと思っています。改めてお知らせします。
こんな場所にトーチカがあるのもその意義に興味がわきます。
また、現代の行政がその存在を知らないということもその理由について興味がわきます。
トーチカの構造等についても興味がわきます。
なお、防空糧秣倉庫は木で作った素掘り防空壕の構造でした。記事で紹介します。