花見川サイクリングロードの花とモノ その4
現場に無いので、気がつかなければそれまでですが、私は以前から花見川や土地の歴史などの説明板がこの道に不足していると感じています。(なぜ不足するのか、その理由は2011.2.13記事「花見川上流紀行26花見川散歩環境に不足するもの」で書きました。)
さて、横戸台とこの道を結ぶ私製階段脇にある木製ベンチ設置場所が一種の休憩所(たまり場)になっています。
花見川サイクリングロードと横戸台団地を結ぶ私製階段
花見川サイクリングロードのベンチ
このベンチ背後の台地の上は印旛沼堀割普請の捨土土手であり貴重な土木遺構になっています。
印旛沼堀割普請捨土土手(土木遺構)がそのまま横戸緑地となっている。
またこの場所から軽便鉄道橋台やトーチカ遺跡が良く見えます。
軽便鉄道橋台
積雪時にササが倒れてよく見えたトーチカ監視塔の下部
いつもはトーチカ遺跡は笹に邪魔されて一部しか見えない。
この場所に花見川や付近の土地の歴史などを説明する看板があると、この道の利用がいっそう意義深いものになります。
手始めに、最近発見され、見えるようになった軽便鉄道橋台やトーチカ遺跡の案内板(表示板)だけでもできると、多くの人に新鮮な驚きを与え、土地や歴史に対する興味をもってもらうことができると思います。
なお、昨年末に調査を実施し、その結果をとりまとめた「花見川河川敷内で発見された戦争遺跡の予備調査報告書」の中で「サイクリングロードにトーチカ監視塔と軽便鉄道橋台の説明板を設置し、サイクリングロード利用者が戦争遺跡の存在を知ることができるようにする。」と記述しました。そして、関係する千葉県河川部局、千葉市文化財部局に直接説明しお願いしてありますが、実現するような動きは現在のところありません。
弁天橋の袂には立派な自然環境に関する説明板があります。
自然環境に関する説明板
花見川にはつぎのような啓発看板もあります。
啓発看板
自然環境の説明板や川をきれいにする啓発看板に加え、土地の歴史を知ることができる説明板の設置が実現するような活動を展開したいと思っています。
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