昨日までの大和田機場から花見川への放水は、本日(10月20日)早朝には終わっていました。
前々から規模の大きい放水の後、上ガス現象がどのようになるのか、変化するのか、変化しないのか興味を持っていましたので、観察しました。
多少風があり、カメやコイが水面近くで盛んに活動しているため、水面がざわついていて上ガスを観測しにくい状況があるのですが、次のような観測結果となりました。
●断続的に気泡が上がってくる明瞭な上ガス現象はいつもの通り見られました。しかし、気泡の周りにいつも見える水紋の拡がりをほとんど観察できません。
●気泡ははほとんど見えないけれど、水紋が拡がることで確認できる規模の微細な上ガス現象は見つけることができませんでした。
この観察結果から、つぎのようなことを考えました。
●規模の大きな放水で川底の泥は全て流れ、放水終了時に新たな泥が堆積したと考える。
●大きな気泡を伴うガスは地層から泥を突き抜けて水面まで上昇する。
●微細な気泡を伴うガスは地層から泥に出たところで「目詰まり」状態になっている。
→訂正します●放水終了直後であり、水の中にシルトや泥が多量に溶けていて水が濁り、水紋が観察しにくい。
(2013.10.23記事「上ガスの水紋」参照)
上ガスの様子
2013.10.20、花見川堀割部
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