私の散歩論

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2014年4月10日木曜日

タヌキの死体

花見川の水面にサクラの花びらが沢山浮かび、季節感のある水面風景となっています。

今朝の花見川 2014.04.10

今朝の花見川 2014.04.10

上ガスは日に日に盛んになってきています。上ガスがある水面が拡がっていく様子を感じることができます。

ふと水面を見ると、獣の死体が浮かんでいました。

四足が黒くタヌキであることがすぐにわかりました。(何枚か撮った写真を拡大してみると、足の指が4つに見え、真ん中2つの爪が平行になっているように見えて、ハクビシン、犬などとは違う印象を受けました。)

水面に浮かんだタヌキの死体

この場にタヌキの死体が浮かんでいる理由を次のように想像しました。

この堀割部の水面にタヌキが入って死んだり、死体を水面に投げることは考えにくいです。
恐らく、勝田川の谷津(農地)か高津川沿い市街地でタヌキが死んで、その死体を誰かが川に捨てたのだと思います。その死体が出水時に花見川に流れ込み、近くで沈んで、その後ガスが体内で溜まり、浮力が付いて、今、水面に浮かんだのだと思います。

勝田川の谷津には自然的環境が残りタヌキの生息は十分考えられます。高津川上流には習志野演習場がありタヌキが生息しています。

タヌキの死体が浮かんでいる水面の風景はあまり風流ではありませんが、花見川流域にはタヌキが生息できる環境が残っている確認が出来た事はよかったと強引に考えることにして、散歩を続けました。

口直しに、いつもは撮らないキジバトを撮りました。

足元に近づいたキジバト

花がすっかり散ったサクラ

2 件のコメント:

  1. 海老川(Ebigawa) 乱歩(Ranpo) です。

    本当に「たぬき」なら感動物です。
    タウン誌で見たのですが、印旛沼周辺には「キツネ」も生息しているそうです。
    東京のド真ん中の文京区にある「椿山荘」の庭園内にもタヌキが生息しているそうなので
    ありえい話ではないと思います。

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  2. 海老川乱歩さん

    コメントありがとうございます。

    この付近にはハクビシンがいるので、タヌキがいても不思議はないと感じました。

    陸上自衛隊習志野演習場にはタヌキが生息しています。そのタヌキの生態を大学生が卒論で調べることになりに演習場に許可を取り入っていたということです。演習場見学の際に案内の自衛隊員から聞きました。

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