私の散歩論

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2014年6月3日火曜日

ブログ記事論点(面白さ)の絞出し法

ブログ記事数1000通過に際してブログを閲覧していただいている皆様に感謝するとともに、ブログ内省記事掲載とミニリニューアルを行ってきました。

この記事で1007番目となり、1000記事通過も1週間前となりましたのでブログ内省記事をこれで最後としたいと思います。

この記事では私のブログ記事の論点(面白さのエキス)を散歩の中で抽出していることを参考として報告します。

1 記事作成の手順
私の場合、次のような手順で記事をつくることが多いです。
1)記事テーマの設定
2)論点(記事の面白さエキス)の設定
3)情報収集・分析作業(GIS作業等)
4)ブログ掲載画像作成(IllustratorPhotoshop作業)
5)記事文章作成
6)記事投稿

1)記事テーマの設定が最初で、6)記事投稿が最後であることは間違いありません。
途中のステップは大体の順番で、実際は行ったり来たりすることが多いです。

そして、論点(記事の面白さのエキス)の設定が記事の出来不出来を決めるものとして大切であると感じています。論点=記事の面白さエキスの設定が一番苦労するところです。

単なる事実や感想を報告する記事もありますが、それでは面白くありません。
記事には必ず「面白さ」が必要です。
その「面白さ」を私は散歩で絞り出すことが多いので、その実際を報告します。

2  論点(記事の面白さエキス)の絞出し法
例えば直近の2014.06.02記事「誤「掘割」→正「堀割」の訂正」の場合、ブログの誤字訂正作業が意外に大変な作業だったので、その報告を記事テーマにすることにしました。
そして、その論点(面白さ)がどこにあるのか、考えました。
ただ単に、ブログに誤字があった、その訂正作業が大変だったという報告だけでは、個人の作業日誌になってしまい、ブログ記事としては及第しないと考えます。

私の場合論点を絞り出す作業を多くの場合早朝散歩で行っています。
早朝散歩で論点を絞り出そうと決めると、1時間程の散歩の中で、論点を5つか7つ必ず絞り出すことを自分に義務付けます。
散歩中に必ず論点を5つか7つ絞り出すことができます。
絞り出すというのは、創り出す、思い出す、ヒラメキさせるという部類の思考です。
早朝の光・空気・風景・鳥の鳴き声の中で、安全で気遣いなしで歩いていると、必ず論点を絞りだせます。
肉体的に歩くという運動と頭脳の回転加速が連動していると思います。
浮かんだ論点は、憶えやすいように順番を決め、何回も頭脳の中で復唱して覚え込み、忘れないようにします。
多数の情報とリンクしたような複雑な情報を絞り出してしまったときは、その全体像を思い出せるようなネーミングをして、1つとしてカウントし、後で思い出せるようにします。
過去にはグッドアイディアを帰宅後思い出せなくて、何度も悔しい思いをしたことがあります。
散歩から帰ってきたら最初に思考結果を紙にメモして、一瞬にして全部忘れます。

誤字訂正記事の場合、早朝散歩で次の論点を絞り出すことができました。

1 絵図表題に堀を確認できる。(画像で示せる)
2 その絵図の表題間違いを八千代市に指摘して直してもらったことがある。
3 崙書房の本に表題からして間違いがあるものがある。
4 パソコンの漢字変換が誤字の理由
5 時代のすれ違い(江戸時代の堀は地形・機能、現代の掘は労働・行為)

このメモを基に記事を書きました。記事を書く中で、散歩の時には気がつかなかった情報も思い出し記事に書きこみました。

私の場合、絞出す論点の数5つ、7つにこだわっています。
5つ、7つに特段の意味を説明できませんが、何かのテーマについて思考する時、自分の頭脳の中の情報から5つの情報を引き出す(絞出す)ことは必ずできることを体験しています。
ですから、出来不出来は別にして、5つのアイディア・情報は必ず得ることできます。
そして、条件がよければ7つのアイディア・情報を得ることができます。
6つとか89などのアイディア・情報を得ようとはしませんが、もし6つとか89のアイディア・情報が得られたならば、それは余禄としてラッキーなことです。

なお、8つとか9つのアイディア・情報を生き生きとした鮮度で自宅に持ち帰ることは私の能力限界に近い状態です。復唱しながら、忘れてしまうこともあります。
また、記事に論点(面白さ)を8つとか9つ埋め込むとかえって散漫で焦点がぼやけた記事になってしまうということも体験しています。


朝もやのかかった花見川サイクリンロード

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