2014.07.21早朝オオタカが単独飛行のカラスを威嚇攻撃したので、私にとっては珍しいので記録しておきます。
下の図に示した通り、八千代市との境付近の千葉市柏井4丁目の芦太山の森が首都圏でも有数のカラスのねぐらとなっています。いわゆる「カラス森」です。
夕方になると周辺全部で、数千羽のカラスが近くの電線や高圧電線に集まり、ねぐらに入る前の待機をしていて壮観です。
早朝になると、このねぐらから四方八方に集団というより三々五々の様子でカラスが自分の餌場に出かけて行きます。
今は日の出時刻が4時40分頃ですが、カラスは4時前のまだ薄暗いうちから飛び立っています。
薄暗い時間では、カラスはお互いに鳴きあって飛行の安全を図っています。
日の出近くになり、空が十分に明るくなるとカラスが鳴きあうことはありません。
さて、2014.07.21早朝4時40分頃、花見川近くを散歩していました。
カラスは三々五々東の方向へ向かっています。もう、鳴きあうことはしていません。
ふと何気なく空を見上げるとカラスが東の方向に1羽飛んでいます。
その飛行に特段の緊張感はありませんから、自分の餌場に向っている普通の飛行です。
突然その背後からオオタカがカラスより相当早いスピードでカラスに向かって飛行していることに気がつきました。
オオタカはカラスに追いつくと、気がつかないカラスの背後に急接近して威嚇し、反転して花見川の方に戻っていきました。
カラスはオオタカの突然の攻撃に大いに取り乱しましたが、オオタカが離れたので、そのまま飛行していきました。
オオタカはそのカラスを捕食するつもりはなかったと思います。怒って威嚇攻撃したのだと思います。
カラスはねぐらから自分の東方の餌場に定時出勤している途中だったのだと思います。
思い切って想像すると、オオタカが花見川付近に設定した自分の縄張りを意識し、そこに入った(通った)カラスを追い出したのだと思います。
オオタカの生命力を感じたようでうれしい光景でした。
これまで、花見川のこの付近でカラスの群れに付きまとわれて、守勢の立場にいるオオタカを何回も見ていますから、オオタカも「やる時はやる」ことがわかり、感心しました。
オオタカがカラスを攻撃した場所
なお、カメラを手に持っていつでも電源を入れられる状態で散歩していたのですが、カメラを操作する余裕はありませんでした。
なお、カメラを手に持っていつでも電源を入れられる状態で散歩していたのですが、カメラを操作する余裕はありませんでした。
こうした観察は動画に撮りたいので、やはり散歩中に自分が見た全てを記録できるアクションカメラが必要です。
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