房総三国分郡図をGISに張り付けた様子
GISプロットは分郡図をGISに張り付け、界線をなぞって郡毎の面データを作成しました。
作成した分郡図のGISデータ
このGISデータにより、地名や遺跡などのデータをいつでも古代の郡と空間的に対応させて把握できますから、学習に大いに役立つと考えます。
同時に、今後より詳細な分郡図や郷分布図作成の基礎資料になると考えます。
なお、この分郡図の千葉郡と印播郡(文字「播」は「千葉県の歴史 通史編 古代2」による)の境をよく見ると、平戸川(現在の新川)付近が千葉郡になっていて、発掘から得られている情報と異なっていて、訂正されるべき情報のようです。
なお、「千葉県の歴史 通史編 古代2」(千葉県発行)に掲載されている「国造の分布と主要な房総の古墳」図から、学習用GISデータとして国造の分布図も作成しました。
国造分布図
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