2017.08.09記事「縄文時代後期海面分布の想定」で西根遺跡土器第3集中地点形成期頃の海面分布想定図を作成しました。
この図面と同じ図面をデータを検討してある第4集中地点、第5・6集中地点について作成しました。
またデータを外挿して、想像も交えて第1集中地点、第2集中地点、第7集中地点についてもその時期の海面分布を想定してみました。
次にその海面分布図を時間順に並べてみます。
土器第1集中地点形成時期頃の海面分布想定
土器第2集中地点形成時期頃の海面分布想定
土器第3集中地点形成時期頃の海面分布想定
土器第4集中地点形成時期頃の海面分布想定
土器第5、6集中地点形成時期頃の海面分布想定
土器第7集中地点形成時期頃の海面分布想定
縄文時代後期に海面が急速に後退する時期に西根遺跡に土器集中地点が形成されました。
土器集中地点は過去の海の戸神川河口最奥部であり、ミナトであった地点です。
また土器集中地点はその時期戸神川の、丸木舟で遡れる最奥部であった地点であると考えています。
上記海面分布想定図を使って西根遺跡の特性をあぶり出していこうと考えています。
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