私の散歩論

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2017年9月3日日曜日

西根遺跡 弥生時代以降における縄文土器露出状況

2017.09.01記事「西根遺跡と小字「西根」」で次の文章を書きました。

「古代人は西根遺跡空間付近で破壊縄文土器の圧倒的な露出風景を見ているでしょうから、その光景をみて「根の国」「黄泉の国」を想像したかもしれないと空想しています。」

古代人が戸神川光景を見て「根の国」を想像したかどうかは今は空想の段階です。
しかし、「古代人は西根遺跡空間付近で破壊縄文土器の圧倒的な露出風景を見ている」ことは確認できるので、GISにおける地図のオーバーレイによるデータを作成して確認してみました。

時代流路毎に見た縄文土器露出の可能性が高い場所

縄文土器分布図と時代毎流路を重ね合わせ、流路が縄文土器分布と重なった部分を抽出しました。断面図を参考に考察すると、流路2、流路3、現河川では抽出ケ所全てでほぼ確実に縄文土器が露出し、流路4、流路5、流路6では抽出した場所の多くのところで縄文土器露出が存在したと把握できます。

参考 西根遺跡の土器検出状況
「印西市西根遺跡-県道船橋印西線埋蔵文化財調査報告書-」(平成17年)から引用

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