私の散歩論

ページ

2019年2月3日日曜日

加曽利E式土器の器形模様変遷

縄文土器学習 15

1月21日開催「縄文時代研究講座「千葉市内出土の加曽利E式土器」」(加曽利貝塚博物館主催、講師佐藤洋先生)の復習をします。2019.01.21記事「縄文時代研究講座「千葉市内出土の加曽利E式土器」を聴講する
加曽利E式土器の器形と模様の説明が佐藤洋先生より詳しく説明がありましたが、その説明を企画展「あれもE これもE-加曽利E式土器(千葉市内編)-」で撮影した写真と照合して反芻しました。写真は全てガラス越し撮影です。

1 加曽利EⅠ

加曽利EⅠの器形と模様
企画展「あれもE これもE-加曽利E式土器(千葉市内編)-」パンフレットから引用

企画展展示加曽利EⅠ式深鉢(有吉北貝塚)

企画展展示加曽利EⅠ式深鉢(有吉北貝塚)
口縁部、頸部、胴部の区別が容易。縄文の上からなぞる縦方向沈線が特徴。

2 加曽利EⅡ

加曽利EⅡの器形と模様
企画展「あれもE これもE-加曽利E式土器(千葉市内編)-」パンフレットから引用

企画展展示加曽利EⅡ式深鉢(有吉北貝塚)

企画展展示加曽利EⅡ式深鉢(有吉北貝塚)
口縁部の角度がEⅠから変化し渦巻模様が特徴的。胴部に膨らみが生れる。沈線の間をなで消す技法(磨消縄文)が登場する。

3 加曽利EⅢ

加曽利EⅢの器形と模様
企画展「あれもE これもE-加曽利E式土器(千葉市内編)-」パンフレットから引用

企画展展示加曽利EⅢ式深鉢(井戸作南遺跡)

企画展展示加曽利EⅢ式深鉢(井戸作南遺跡)
口縁部、頸部、胴部の区画が不明瞭になり、渦巻きも崩れる。磨消縄文が広くなる。

4 加曽利EⅣ

加曽利EⅣの器形と模様
企画展「あれもE これもE-加曽利E式土器(千葉市内編)-」パンフレットから引用

企画展展示加曽利EⅣ式深鉢(六通貝塚)

企画展展示加曽利EⅣ式深鉢(六通貝塚)
細い粘土の紐を張り付けた立体表現が登場。

0 件のコメント:

コメントを投稿