私の散歩論

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2019年12月25日水曜日

縄文中期前半抽象文深鉢形土器(茅野市辻屋遺跡) 観察記録3Dモデル

縄文土器学習 299

尖石縄文考古館に展示されている縄文中期前半抽象文深鉢形土器(茅野市辻屋遺跡)3器の観察記録3Dモデルを作成しました。

縄文中期前半抽象文深鉢形土器(茅野市辻屋遺跡)A 観察記録3Dモデル
撮影場所:尖石縄文考古館
撮影月日:2019.09.13
3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v4.523 processing 44 images

Bはhttps://skfb.ly/6PCu6
Cはhttps://skfb.ly/6PCuo

撮影写真の一例

感想と観察
抽象文といっても同じ対象を描いていると考えられます。また具体的印象を受ける文様です。

抽象文と表現されている文様 3Dモデル オルソグラフィック投影
頭は星、三本線、鉤で描かれています。細長い胴と長い尾は共通しています。1本の脚が描かれているものが2つあります。
この文様に類似する文様はすでに多数出土していて、「文様解読から見える縄文人の心」(尖石縄文考古館縄文ゼミナール武居幸重)でオオサンショウウオであることがすでに解明されています。

「文様解読から見える縄文人の心」(尖石縄文考古館縄文ゼミナール武居幸重)
この図書は尖石縄文考古館でしか入手できないようです。


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