縄文土器学習 462
千葉市埋蔵文化財調査センターに展示されている大型の縄文後期終末土製耳飾2点について3Dモデルを作成して観察しました。
1 縄文後期終末土製耳飾(千葉市内野第1遺跡)2点 観察記録3Dモデル
縄文後期終末土製耳飾(千葉市内野第1遺跡)2点 観察記録3Dモデル右:番号34、最大長7.2㎝、最大幅5.6㎝、最大厚2.2㎝、重量40.2g、刻目列、刻目瘤
左:番号36、最大長7.0㎝、最大幅5.2㎝、最大厚2.1㎝、重量58.7g、刻目列、刻目瘤
撮影場所:千葉市埋蔵文化財調査センター
撮影月日:2020.08.20
ガラス面越し撮影
3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v5.006 processing 44 images
展示の様子
展示の様子 特殊モード撮影
右:番号34の実測図
千葉市内野第1遺跡発掘調査報告書から引用
左:番号34の実測図
千葉市内野第1遺跡発掘調査報告書から引用
3Dモデルの動画
3Dモデルの動画(ソリッドタイプ)
2 メモ
・耳たぶに穴をあけ、徐々に広げていき、この大きさの耳飾をはめ込むまでには長年月がかかると想像します。
・耳たぶの強度がこの耳飾を支えるだけあること自体が想像できません。
・体の振動により耳たぶが切れるリスクがあるような気がしますので、実際にこの耳飾を装着するのは限られた祭祀の時だけだと空想します。
・この大型の耳飾は経験を積んだ女性リーダー格が装着していたと想像します。
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