縄文社会消長分析学習 127
有吉北貝塚北斜面貝層の土器密集表現ヒートマップの3Dモデルを作成して、土器密集状況の様子をさらに直観的に把握できるように表現しました。
1 第10・11群(加曽利EⅡ式 磨消以後)土器密集表現ヒートマップ3Dモデル
第10・11群(加曽利EⅡ式 磨消以後)土器密集表現ヒートマップ3Dモデル【図の間違いは訂正しました。2021.09.14】
ヒートマップ3Dモデルの動画
ヒートマップ3Dモデルの動画
【図の間違いは訂正しました。2021.09.14】
生のヒートマップデータ
2 ヒートマップ3Dモデルの作成方法
QGISでドット図からヒートマップを作成しました。まだ色塗りしていないできたてホヤホヤのヒートマップデータは次の通りのDEMデータgeotiffファイル型式です。
生のヒートマップデータ
つまりヒートマップデータの本質はDEMデータですから、DEMデータを3Dモデル表示するのと同じ方法で3Dモデル表示できます。
3 第12群(加曽利EⅢ~EⅣ式)土器密集表現ヒートマップ3Dモデル
第12群(加曽利EⅢ~EⅣ式)土器密集表現ヒートマップ3Dモデル【図の間違いは訂正しました。2021.09.14】
ヒートマップ3Dモデルの動画
ヒートマップ3Dモデルの動画
【図の間違いは訂正しました。2021.09.14】
4 感想
ドット図よりもヒートマップ図、ヒートマップ図よりもその3Dモデルのほうが土器分布特性(出土土器片の密集状況特性)をより直観的にかつ情報要約的に把握できます。これにより思考の大部分を分布特性そのものの把握ではなく、分布特性の意義(意味)に使うことが可能になります。
ヒートマップ3Dモデルに表現される峰々はそれぞれがあるまとまった期間における活動(廃用大形土器の持ち込み→破壊→堆積活動)に対応していると考えています。その活動はガリー流路(普段は水はない)の上流(図左)から下流に移動したと考えられます。
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