私の散歩論

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2021年12月20日月曜日

旧石器時代洞窟壁画 スペイン切手 その2

 Paleolithic cave painting Spanish stamp Part 2


Of the 10 types of Spanish Paleolithic cave painting stamps (issued in March 1967), I enjoyed 3 types of hunting landscape murals using bows and arrows.


2021.12.13記事「旧石器時代洞窟壁画 スペイン切手」の続きです。

スペインの旧石器時代洞窟壁画切手10種(1967年3月発行)のうち、弓矢をつかった狩り風景壁画3種を楽しみました。


スペイン切手 旧石器時代洞窟壁画 レミヒア洞窟

4ペセタ CVA REMIGIA (CASTELLON)

カモシカを弓矢で3人が狩っています。2人は弓で矢を射っているところです。一番大きな人は弓と矢の束を一緒に持っています。右の1人は弓を腰につけて、狩場に馳せ参じています。カモシカにはすでに矢が刺さっています。3人の人は又にぶら下がっているモノがありますから男であることがわかります。大きく描かれた男が父親、小さく描かれた男が息子かもしれません。


スペイン切手 旧石器時代洞窟壁画 カバージョの洞窟

6ペセタ CVA DE LOS CABALLOS (CASTELLON)

大きな角のあるオスシカ1頭と多数のメスシカ、コジカの群れを4人が弓矢で狩っています。矢の束が足元に置いてあります。4頭のメスシカには既に矢が刺さっています。一番上の人が大きく描かれていますので、狩りチームのリーダーのようです。


スペイン切手 旧石器時代洞窟壁画 レミヒア洞窟

50センチモ CVA REMIGIA (CASTELLON)

3人が弓矢を手にイノシシを追っています。左端の人は弓矢を手にイノシシから逃げています。イノシシ狩り接近戦の緊迫した様子が描かれています。イノシシには既に矢が3本ほど刺さっています。一番上の人が一番大きく描かれていて、狩りのリーダーのようです。全力でイノシシを追う様子が水平にまで開いた両足で表現されています。リーダーの両足には2種のアンクレットが付いています。



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