Observe satellite images of a volcanic eruption in Tonga in interference colors
A large-scale volcanic eruption occurred in Tonga around 13:00 on January 15, 2022. The tsunami caused by air vibration also brought disaster to Japan. When I converted the satellite image of the eruption into an interference color with the "interference color conversion tool" created by the Map Art Research and observed it, I could clearly see the state of the shock wave.
2022年1月15日13時頃トンガ諸島付近のフンガ・トンガ-フンガ・ハアパイ火山で大規模な噴火がありました。噴火による空振で津波が発生し日本にも被害をもたらしました。この噴火について気象衛星ひまわりの赤外画像が気象庁発表資料の掲載されていましたので、またトンガ国気象庁Facebookにも画像が掲載されていましたので、それらを干渉色化して観察してみました。
1 気象庁発表資料掲載衛星赤外画像
気象庁発表資料の衛星画像ページ
衛星赤外画像の干渉色変換
資料では赤丸がついていて爆発噴煙と考えられる白色部に視線が誘導されます。しかし、写真をよくみると白色部の外側にうっすらと白い部分がドーナツ状の分布しています。この薄い白い部分は干渉色変換画像(変換1回画像)では青色で明瞭に浮かび上がっています。
ドーナツ状の青色分布
ドーナツ状の青色部分は衝撃波に関連した事象のように想像します。
2 トンガ国気象庁Facebook掲載衛星画像
トンガ国気象庁Facebook掲載衛星画像
画像の特徴からおそらく気象衛星ひまわりのトゥルーカラー再現画像がトンガ国に提供されて、それがこの画像の元データであると推察します。
トンガ火山噴火衛星画像の干渉色変換
トンガ火山噴火衛星画像干渉色変換の連続表示
画像には噴煙部分と衝撃波部分が写っていると理解します。衝撃波部分にはうっすらと同心円状の模様が見えます。この同心円状模様は干渉色画像で明瞭に確認することができます。
衝撃波における同心円状模様の明瞭化
3 感想
3-1 大規模空振の映像
2つの画像ともに衝撃波を記録していて、大規模空振事象が可視化されています。
3-2 干渉色変換の有用性
衛星画像を地図アート研究所(所長やまだこーじ)作成公開「干渉色変換ツール」で干渉色に変換すると、衝撃波の様子を詳しく観察することができます。干渉色変換ツールがアート分野にとどまらず、画像解析分野でも有用なツールであることを体感することができました。
0 件のコメント:
コメントを投稿