Body animal pattern zoning of the deep bowl with a face handle (Tsukimimatsu site, Ina City)
I examined the body animal pattern zoning of the deep bowl with a face handle (Tsukimimatsu site, Ina City). The pattern can be zoned into the frog's head, torso, and hands. The frog body is also used decoratively.
顔面把手付大深鉢(伊那市月見松遺跡)の胴部動物文ゾーニングを検討しました。文様はカエルの頭部、胴部、手にゾーン区分することができます。カエル胴部は装飾的にも使われています。
1 ゾーン区分のテクスチャ画像描き込み
ゾーン区分のテクスチャ画像書き込み風景
2 資料 顔面把手付大深鉢(伊那市月見松遺跡) 観察記録3Dモデル (胴部動物文ゾーニング検討)
資料 顔面把手付大深鉢(伊那市月見松遺跡) 観察記録3Dモデル (胴部動物文ゾーニング検討)顔面把手付大深鉢(伊那市月見松遺跡) 観察記録3Dモデル (文様構成要素塗色) https://skfb.ly/ow7EX
元観察記録3Dモデル https://skfb.ly/ouWWu
3 土器胴部の動物文ゾーニング検討
顔面把手付大深鉢(伊那市月見松遺跡) 胴部動物文ゾーニング検討
4 メモ
4-1 文様について
カエルの手(二本指)が各所に存在し、またカエル胴部は円環文で表現されるので、胴部文様基本はカエル文であると考えました。ゾーンとしてみると、カエル頭部(双眼突起)2、カエル胴部(円環文半裁をふくむ)5つ、カエルの手2つで構成されます。カエル胴部のうち4つは円環文が半裁されていて、メインのカエル胴部とは直交する方向で配置されていて、装飾性が強いものとなっています。
カエルの手が多数存在します。このうち簡易的に描かれたものの中にはイノシシ刻印に似たものも見受けられますが、この土器にはイノシシは描かれてないと想定します。
4-2 テクスチャ画像への直接描き込み
3DモデルをUV展開して、それに適合したテクスチャ画像にゾーニング検討を描き込むことができました。Blenderなどで3Dモデルに直接ペイントする方法では線分をきれいに描くことはほぼ不可能です。
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