Creation of a 3D model of the basal topography of the shell layer on the north slope of the Ariyoshi Kita Shell Mound (technical test)
As a technical test, I made a 3D model with Blender for the base topography of the Ariyoshi Kita Shell Mound North Slope Shell Layer for 3 shell layer cross-sections. The Bsurfaces function generated a curved surface connecting the three cross-section lines.
有吉北貝塚北斜面貝層の基底地形について、貝層断面図3枚分について、技術テストとしてBlenderで3Dモデルにしてみました。Bsurfaces機能で3本の断面線を結ぶ曲面が生成しました。
1 貝層断面図
3枚の貝層断面図
2 貝層断面図の3D空間配置
3枚の貝層断面図の3D空間配置
作業を観察しやすくるために、断面図間の距離は実際より広げています。
3 基底地形3Dモデルの生成
基底地形3Dモデルの生成(技術テスト)画像 基底地形3Dモデルの生成(技術テスト)3Dモデル
動画
BlenderのBsurfaces機能で断面線をつなぐ曲面を生成させることができました。
4 基底地形3Dモデルの干渉色塗色
基底地形3Dモデルの干渉色塗色(技術テスト)画像 基底地形3Dモデルの干渉色塗色(技術テスト)3Dモデル
動画
基底地形3Dモデルに干渉色を塗色することにより、地形の詳細を直観的に理解することができます。干渉色繰返1回画像を利用しました。
5 感想
・BlenderのBsurfaces機能で断面線からそれを結ぶ曲面を生成できることを確認しました。隣接する断面線形状がどこまで変化するまで曲面生成が可能なのか、その程度について今後把握することにします。また曲面生成に失敗する場合、どのように対応して曲面生成を実現するのか検討することにします。想定補助断面挿入とか、断面線分割による作業などが俎上にあがるのだと思います。
・断面図だけの場合より、基底面地形3Dモデルを用意した場合の方が、自分の場合ですが、貝層(地層)発達史に関する思考がはるかに活性化します。地形や遺構の3Dモデル作成意義が学習上きわめて大であることを直観します。
・高さ方向に変化する干渉色縞模様を3Dモデルに塗ると3Dモデルの形状が良くわかります。干渉色変換ツールを公開しているやまだこーじさんに感謝します。
0 件のコメント:
コメントを投稿