3D model of the gully erosion basal plane of the shell bed on the northern slope of the Ariyoshi Kita Shell Mound
A 3D model of the gully erosion base of the north slope shell layer of Ariyoshi Kita Shell Mound was created. It was created using Blender's add-on Bsurfaces GPL Edition, using 15 shell layer cross-sections published in the excavation report and 1 stripped cross-section as basic data.
有吉北貝塚北斜面貝層のガリー侵食基底面3Dモデルを作成しました。発掘調査報告書掲載貝層断面図15枚と剥ぎ取り断面図1枚を基本データとして使い、BlenderのアドオンBsurfaces GPL Editionを使って作成しました。
1 有吉北貝塚北斜面貝層のガリー侵食基底面3Dモデル
有吉北貝塚北斜面貝層のガリー侵食基底面3Dモデル 1断面は剥ぎ取り断面写真(上守秀明氏撮影全体写真と千葉県立中央博物館展示断面3Dモデル画像のオルソ合成画像)
参考 有吉北貝塚北斜面貝層全体図
3Dモデル画像 有吉北貝塚北斜面貝層のガリー侵食基底面3Dモデル 2
断面は発掘調査報告書掲載貝層断面図及び剥ぎ取り断面写真(上守秀明氏撮影全体写真と千葉県立中央博物館展示断面3Dモデル画像のオルソ合成画像)
3Dモデル画像
3Dモデル動画
2 メモ
2-1 ガリー侵食基底面について
貝層断面図を並べて眺めているだけではわからないガリー侵食基底面の姿を浮彫にすることができました。今後詳しく検討することにしますが、尾根状の地形が幾つか存在し、ガリーの削り残しのように感じられます。ガリー侵食削り残しだとすれば、そこに古い(阿玉台式とか中峠式とか)斜面貝層が残されている可能性が浮上します。土器片出土位置分析が待ち遠しくなります。
2-2 BlenderのアドオンBsurfaces GPL Editionの操作について
BlenderのアドオンBsurfaces GPL Editionは強い癖がありますが、かなり慣れてきました。今後、今回作成したガリー侵食基底面3Dモデルの最終調整をするとともに、ガリー侵食堆積物の堆積面3Dモデル及び斜面貝層堆積面3Dモデルを順次作成します。
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