本日(2017.01.15)がこのブログ開設6周年通過日となります。
6周年の通過が出来たのは、ひとえに多くの方々にこのブログを閲覧していただき、コメントをいただき、いろいろなご協力をいただいたおかげです。
皆様方に心から感謝申し上げます。
過去6年間の活動、及び2016年の活動については次の記事群で既にふりかえっています。
2016.11.19記事「ブログ花見川流域を歩く 6年間のふりかえり」
2016.11.24記事「考古歴史学習 6年間のふりかえり」
2016.11.30記事「地名学習 6年間のふりかえり」
2016.12.02記事「地形学習 6年間のふりかえり」
2016.12.04記事「自然風景観察、社会学習 6年間のふりかえり」
2016.12.07記事「過去6年間学習テーマのKJ法図解」
2016.12.31記事「2016年の趣味活動をふりかえる」
この記事では趣味活動の2017年と将来のささやかな夢を描きたいと思います。
1 大膳野南貝塚学習
縄文時代学習の入門モデル学習として大膳野南貝塚に取り組みます。
すでに2016年12月からスタートしています。
発刊されている4冊の発掘調査報告書を隅から隅まで徹底して分析学習して、その過程で縄文時代考古学に関する基礎知識を獲得し、また自分なりの問題意識を深めたいと考えています。
学習の中でGIS技術、統計分析技術、画像表現技術などの技術適用を楽しみたいと考えています。
また旧石器時代学習、古代遺跡学習と関連付けて学習を行います。
関連付ける一つの視点として旧石器時代→縄文時代→弥生時代→古墳時代→奈良・平安時代という時代変遷の中で下総台地付近の人集団がどのように連続し、混合し、断絶したかという点に興味を持っています。
房総では縄文時代人の一部が奈良・平安時代頃まである程度独自性を保持して、つまり中央政府サイドと強く混合することなく、残存していたかもれないと仮説しています。
さらに、縄文時代人がつけた地名(小字レベル)が現代地名(小字レベル)にまで伝わっているに違いないと仮説しています。
大膳野南貝塚学習で知識が増え、問題意識が深まれば、花見川流域や下総台地を対象とした縄文時代学習を展開したいと夢想しています。
2 上谷遺跡学習
上谷遺跡の奈良平安時代遺跡について2016年7月から学習をしてきています。
学習するほど興味が深まりましたので、学習レベルを格上げして、継続学習することにしました。
2016.12.22記事「上谷遺跡学習の格上げ」参照
上谷遺跡発掘調査報告書全6冊の中の奈良平安時代編部分について徹底した分析学習を行い、奈良平安時代考古学に関する基礎知識を獲得し、自分なりの問題意識をさらに深めたいと考えています。
学習の中では特に竪穴住居覆土層に含まれる遺物の意義を学習したいと考えています。
竪穴住居覆土層に含まれる遺物が廃棄物であるのか、祭祀の結果であるのかという点に興味を持っています。
また、竪穴住居の大きさや形状、出土物の種類や量、出土墨書土器の文字などの多様な指標を総合分析(多変量解析等)することで年代、生業、祭祀等に関する新たな情報を得ることができるのではないだろうかと考え、興味を温めています。
上谷遺跡学習が一段落できれば、その学習で得た知識や分析方法を萱田遺跡群や鳴神山遺跡に適用して、それら遺跡の再学習を行いたいと予定しています。
なお、上谷遺跡学習の一環のような位置づけで、検見川台地古代遺跡学習を2017年1月から寄り道学習しています。
3 地名学習と私家版千葉県歴史・地名GISデータベース構築
私家版千葉県歴史・地名GISデータベースの構築が進んでいますので、この取り組みを継続強化するとともに、地名学習を折に触れて行いたいと考えています。
2016.12.27記事「私家版千葉県歴史・地名GISデータベースの構築と活用学習のスタート」参照
私家版千葉県歴史・地名GISデータベースは既に、上記1大膳野南貝塚学習、2上谷遺跡学習の重要な学習インフラになっています。
4 学習経過のとりまとめ
これまでの学習経過(ブログ過去記事、構想した諸仮説等)を論説等にとりまとめ、特設サイトで公表したいと考えています。
5 ファミリーブログによる情報発信
ブログ 花見川流域を歩くには次のファミリーブログがあります。
花見川流域を歩く 番外編
花見川流域を歩く 自然・風景編
世界の風景を楽しむ
学習 幸福否定
これらのファミリーブログにおける情報発信も折に触れて行います。
趣味活動のなかで頭に浮かぶマニアックな技術思考、日々の自然観察、世界の地形に対する興味、趣味活動に関する自己心理分析など、ブログ「花見川流域を歩く」で記事にするとブログカラーとかブログイメージに影響してしまうものを順次ファミリーブログとして独立させてきました。
ブログ花見川流域を歩くを今後もよろしくお願い申し上げます。
花見川風景
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