私家版千葉県遺跡DBの全レコード(20130)のうち縄文時代遺跡6680レコードを対象に時期別分布図を作成しました。
1 縄文時代時期別遺跡数
(2018.12.17訂正)
草創期遺跡は6遺跡にとどまります。縄文時代草創期遺跡がこの6遺跡以外に千葉県に存在することは後出掲載資料で確認できます。
早期の方が前期より遺跡数が少しだけ多くなっています。中期になると遺跡数が急増します。後期には若干遺跡数が減少しますが早期、前期より高い値を示します。晩期になると遺跡数は急減します。
(2018.12.17訂正)
(2018.12.17訂正)
(2018.12.17訂正)
(2018.12.17訂正)
(2018.12.17訂正)
「千葉県の歴史 資料編 考古1(旧石器・縄文時代)」(千葉県発行)掲載事例に縄文時代草創期遺跡事例として次の13遺跡の詳しい情報が掲載されています。
「千葉県の歴史資料編」縄文時代草創期遺跡
千葉県では旧石器時代→縄文時代草創期→縄文時代早期と途切れることなく原始人の生活・活動が存在していて、それらの遺跡が時間連続的に存在していると推察できます。
4 メモ
・早期→前期で遺跡高密度分布域が東→西、南→北に移動するように観察できます。遺跡高密度分布域の変化を詳しく分析すれば有用な情報を得ることができそうです。
・前期→中期で遺跡高密度分布域が西→中央部に移動するような様子が見えます。その変化を詳しく分析すれば有用な情報を得ることができそうです。
・中期→後期で遺跡分布が各所で凝集して密な部分と疎な部分に分かれるような印象を受けます。その変化を詳しく分析すれば有用な情報を得ることができそうです。
・後期→晩期で遺跡数が急減しますが、晩期遺跡分布は等間隔的印象をうける疎ら分布であり、後期に各所で凝集した遺跡高密度域の究極の終着段階のような印象を受けます。その変化を詳しく分析すれば有用な情報を得ることができそうです。
・千葉県縄文時代時期別遺跡分布図はこの記事掲載地図が最初であり、過去には存在していないと考えますので、学習素材として大きな価値があると考えます。
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記事を修正しました。(2018.12.17)
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記事を修正しました。(2018.12.17)
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