私の散歩論

ページ

2021年3月11日木曜日

縄文土器総集モデル 試作2

 縄文土器学習 560

2021.03.04記事「加曽利EⅠ式深鉢11器 観察記録3Dモデル総集(試作1)」で作成した加曽利EⅠ式土器11土器総集モデルを改良して使いやすくしました。

1 加曽利EⅠ式深鉢11器 観察記録3Dモデル総集(試作2)

加曽利EⅠ式深鉢11器 観察記録3Dモデル総集(試作2)

このモデルの用途:加曽利E式土器細分類学習のための補助観察資料

撮影場所:加曽利貝塚博物館令和2年度企画展「あれもEこれもE -加曽利E式土器 北西部地域編-」

撮影月日:2020.11.27 2021.01.06 2021.02.02

ガラス面越し撮影

3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr v5.019で生成

左から

No.38 勝坂・阿玉台末/加曽利EⅠ初深鉢(柏市小山台遺跡B区)

No.37 加曽利EⅠ式深鉢(野田市東亀山遺跡)

No.39 加曽利EⅠ式深鉢(柏市小山台遺跡B区)

No.56 加曽利EⅠ式深鉢(流山市中野久木谷頭遺跡C地点)

No.57 加曽利EⅠ式深鉢(流山市中野久木谷頭遺跡C地点)

No.55 加曽利EⅠ式深鉢(流山市中野久木谷頭遺跡C地点)

No.20 加曽利EⅠ式深鉢(市川市向台貝塚)

No.36 加曽利EⅠ式深鉢(松戸市根木内遺跡第4地点)

No.40 加曽利EⅠ式深鉢(柏市小山台遺跡B区)

No.25 加曽利EⅠ式深鉢(船橋市高根木戸遺跡)

No.21 加曽利EⅠ式深鉢(市川市向台貝塚)

Sketchfab画面内の移動方法:Shiftキー+右クリックで移動(Shiftキーを先に押す)


3DF Zephyr Lite画面

3DF Zephyr Liteでは個別土器のフォトグラメトリー作業、総集モデルのチェック確認、動画撮影、Sketchfabアップロードを行っています。


3DF Zephyr Lite画面 拡大


Blender画面

Blenderでは総集モデルの組み立てを行っています。


Sketchfab画面

Sketchfab画面をブログ等に埋め込んで情報発信したり、自らの観察に利用しています。


3Dモデルの動画

2 メモ

・特定の目的や視点(この場合加曽利EⅠ式土器細分類の確認や検討)で複数土器3Dモデルを並べて同時に観察すると効果絶大であることを体験し始めました。

・この総集モデルを使って加曽利EⅠ式土器細分類に関する学習・考察を深め、総集モデルの意義についても追ってまとめたいと思います。

・今後、加曽利貝塚博物館企画展展示の中峠式土器、加曽利EⅡ式土器、加曽利EⅢ式土器、加曽利EⅣ式土器についても同様の総集モデルを作成することにします。R2年度企画展展示土器84点のうち70点程度について3Dモデル作成用撮影をしましたから、今後の学習が楽しみです。しばらくの間、学習素材に事欠きません。

・利用面(観察面)からみて並べる土器数に適切な範囲があるのか、土器の並べ方に工夫かありうるのかなどについて引き続き積極的に試行検討することにします。

0 件のコメント:

コメントを投稿