Foaming and deforming earthenware pieces (Gionbara shell mound, Ichihara city) Observation record 3D model
A piece of earthenware that is foaming and deforming was exhibited at the Kasori Shellmound Museum special exhibition. This is a rare exhibition. I observed the situation with a 3D model.
It seems that it was made as a result of the fire festival being held for a long time.
発泡・変形している土器片が加曽利貝塚博物館特別展「-市原市史跡指定-祇園原貝塚 千年続いた縄文のムラ」に展示されていました。珍しい展示です。3Dモデルでその様子を観察しました。
1 発泡・変形している土器片(市原市祇園原貝塚) 観察記録3Dモデル Foaming and deforming earthenware pieces
発泡・変形している土器片(市原市祇園原貝塚) 観察記録3Dモデル Foaming and deforming earthenware pieces縄文後期
撮影場所:加曽利貝塚博物館特別展「-市原市史跡指定-祇園原貝塚 千年続いた縄文のムラ」
撮影月日:2021.12.02
展示の様子
ガラスショーケース越し撮影
3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v6.010 processing 81 images
Foaming and deforming earthenware pieces (Gionbara shell mound, Ichihara city) Observation record 3D model
Late Jomon period
Location: Kasori Shellmound Museum Special Exhibition "-Designated as a historic site in Ichihara City-Gionbara Shell Mound, Jomon village that lasted for a thousand years"
Shooting date: 2021.12.02
Shooting through a glass showcase
Generated with 3D model photogrammetry software 3DF Zephyr v6.010 processing 81 images
3Dモデルの動画
2 メモ
展示パネル説明
展示パネルでは次のように説明されています。
「祇園原貝塚最大の竪穴住居は、最大長18mもあり、面積にすると通常の住まいの4~5倍もあります。廃絶された建物内には、多量の土器、そして窓際を中心の焼土や炭化物、柱穴の内部などからは、焼けて黒色、白色に変質した、イノシシ・シカなどの獣の部位骨が見つかりました。
また、高温で熱せられたため、極度に変形し、器の表面が泡立ったように変質した土器片もたくさん見つかりました。専門機関によって科学的に分析した結果、1000~1200度で長時間熱を加えないとこの状態にはならないことがわかりました。夜通し続く「火まつり」が行われたのかもしれません。」
炉の熾火の上に絶えず薪をくべることによって炉内が高温になり、近くにおいた土器が発泡・変形したようです。パネル解説にあるように火を伴う祭祀が竪穴住居内で長時間続いたことを発泡・変形土器が指標するようです。
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