私の散歩論

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2021年12月13日月曜日

旧石器時代洞窟壁画 スペイン切手

 旧石器時代洞窟壁画 スペイン切手

Paleolithic cave painting  Spanish stamp


As a hobby, I got 10 kinds of Spanish Paleolithic cave painting stamps (issued in March 1967) in "Collecting Archaeological Stamps of the World".

The Morella cave painting depicts a battle between groups with a bow and arrow as a weapon. For the first time, I learned about the Paleolithic conflict.


趣味としての「世界の考古学切手収集」の中でスペインの旧石器時代洞窟壁画切手10種(1967年3月発行)を入手しました。購入金額は10種でなんと¥130-です。考古学趣味の楽しみの大きさに釣り合わない、驚くほどの廉価です。


壁画10種のweb購入画面

10種にはアルタミラ洞窟を含めて、スペイン各地9洞窟の旧石器時代壁画が含まれています。

10種全部をこの記事で一挙に紹介しようとしたのですが、画像処理している中で突然、壁画価値の大きさに気が付きました。そこで1点づつじっくり鑑賞・思考していきたいとおもいます。


スペイン切手 旧石器時代洞窟壁画 モレーラ洞窟

40センチモ CVA MORELLA (CASTELLON)

この壁画を見た最初の印象は5人が弓を持って乱舞している様子だと思いました。しかし、よく見るとなんと矢が刺さった人物が2人いて、別の2人には今にも飛んできた矢が刺さりそうです。左の2人と右の3人が弓矢で戦っている様子を表現しています。生死を賭けた争いが壁画のテーマとなっています。狩場をめぐる2集団の縄張り争いでしょうか。


モレーラ洞窟壁画の解釈

負傷しつつもC・D・EがBを取り囲み一斉に矢を射っています。縄張りに侵入した外敵集団A・Bを我がC・D・E集団が負傷にもめげないで勇敢に立ち向かい撃退しつつある壁画だと想像します。

旧石器時代人の武器を使った集団的戦いを壁画にみるとはこれまで思ってもみないことでした。

この壁画に対する専門家の見解を知りたいものです。


モレーラ洞窟の場所 Google map画面引用


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