Discovery of new "activities"
All of a sudden, I came up with three ways to use the relic distribution map. Overlay analysis, multivariate analysis and Blender automatic plotting of the results. I would like to enjoy it as an intellectual play.
有吉北貝塚北斜面貝層の遺物出土分布図(2m×2mグリッド平面図)を多数作成して眺めているなかで、突然のことですが、その分布図活用方策に関する「ヤルコト」(=興味、楽しさ)が3つ浮かびました。
1つ目はそのオーバーレイ分析であり、2つ目は統計分析(多変量解析)であり、3つ目はそれら分析結果をBlender空間に自動的にプロットするBlenderPythonスクリプトの作成です。
1 オーバーレイ分析
考古学的な証拠となる分析ではなく、北斜面貝層の空間特性を自分自身が知るための作業です。知的遊びです。
例えば、土器片錘とハマグリ貝刃の分布図をそれぞれ出土数で分級して、オーバーレイすると次のような分級(組合わせが)生まれ、その分布図ができます。その分級や分布図の意味を考えるなかで、北斜面貝層空間のより詳しい解釈やイメージが生まれる可能性があります。
土器片錘分布図とハマグリ貝刃分布図
オーバーレイ分析の一例
2 多変量解析
この分析も考古学的な証拠となるような分析ではなく、北斜面貝層の空間特性に関する秘かなる作業仮説を構築するための作業です。高級な知的遊びです。
例えば、これまでに作成した多数変量を用いて主成分分析して、北斜面貝層の利用に関する縄文人意識空間構造を想定的に把握するなどです。
多変量解析例のイメージ
3 分析結果のBlender自動プロットシステム
オーバーレイ分析や多変量解析で生まれた分布図情報を、Blender空間にオブジェクトとして自動的にプロットするためのBlenderPythonスクリプトを作成します。
分析結果自動プロットシステム
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