私の散歩論

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2026年10月17日土曜日

動物意匠文付土器の文様に類似した土器事例

 Examples of Earthenware with Motifs Similar to Those on Animal-Design Pottery


I realized that I had previously created a 3D model for the purpose of examining a piece of earthenware featuring patterns similar to those (depicting frogs and snakes) found on the animal-design pottery from the Yurugimatsu Site in Funabashi City. I have now revisited this specimen—a piece of perforated-rim earthenware (yūkō-tsuba-tsuki doki) from the Kanbayashi Site in Minowa Town, which features abstract, painterly designs.


動物意匠文付土器(船橋市ユルギ松遺跡)の文様(カエルとヘビ)に類似した文様の土器の観察記録3Dモデルを過去に作成していたことに気が付き、再び観察しました。抽象絵画文有孔鍔付土器(箕輪町上の林遺跡)です。

1 抽象絵画文有孔鍔付土器(箕輪町上の林遺跡)の3Dモデル観察

抽象絵画文有孔鍔付土器(箕輪町上の林遺跡) 観察記録3Dモデル

縄文中期中葉

長野県宝

撮影場所:箕輪町郷土博物館常設展

撮影月日:2021.11.10


展示の様子

ガラスショーケース越し撮影

撮影の様子

3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v6.010 processing 218 images

2 GigaMesh Software Framework展開


GigaMesh Software Framework展開


比較資料 動物意匠文付土器(船橋市ユルギ松遺跡)GigaMesh Software Framework展開

3 検討

抽象絵画文有孔鍔付土器(箕輪町上の林遺跡)は縄文中期中葉の鍔付土器で、文様はカエル文とヘビ文の対が2つ表現されています。

動物意匠文付土器(船橋市ユルギ松遺跡)は縄文時代中期勝坂Ⅲ式期の深鉢土器で、文様はカエル文とヘビ文の対が1つ表現されています。

地理空間的に遠く離れた場所から出土し、かつ土器の用途が全く異なる土器にカエル文とヘビ文の対の文様が見られることは大いに着目すべきことであるとかんがます。

カエル文を比較すると、抽象絵画文有孔鍔付土器(箕輪町上の林遺跡)(以下Aとする)のカエル文は頭が独自につくられ、手が上に上がっています。動物意匠文付土器(船橋市ユルギ松遺跡)(以下Bとする)のカエル文は頭が双眼把手で代用され、手が短く水平の置かれています。

ヘビ文はAは、頭が双眼、胴はひも状という単純化した表現となっています。Bは親子2匹のヘビが描かれ、親ヘビ胴は三日月形、頭は三角状で表現されています。

AとBの文様細部は異なりますが、カエル文とヘビ文の対が描かれているという点では共通していて、その文様に対応する物語は類似のものであったと想像します。


過去記事

2021年11月16日火曜日 抽象絵画文有孔鍔付土器(箕輪町上の林遺跡)の3Dモデル観察



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【グッド&ニュー】(ブログ活動や生活・散歩中に思い浮かべた良い感情や考え、素晴らしいアイディアや注目すべき事柄)

今朝の散歩で、天空一杯に広がる、大きな細長いS字状雲がゆっくり動いていた。形状が珍しく、かつ動いている様子に自然の鼓動みたいなものを感じ取り、気持が洗われた。


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