On the passage of the 11th anniversary of the opening of the blog
Today (2022.01.15) is the 11th anniversary of the opening of the blog "Walking in the Hanami River Basin".
I am grateful to many people both inside and outside of Japan for reading and supporting this blog over the last 11 years.
Following the precedent, I summarized the 11 years of blogging and made a note of the small dream of 2022.
本日(2022.01.15)はブログ「花見川流域を歩く」開設11周年通過日となります。
11周年を通過できたことは、ひとえに多くの内外皆様にこのブログ及び関連ファミリーブログ、Twitter、Facebook等を閲覧していただき、コメント・いいねなどをいただき、さまざまなご支援、ご協力をいただいたおかげです。
皆様方に心からの感謝を申し上げます。
先例にならい、この記事では11年間のブログ足取りをまとめるとともに、2022年のささやかな夢をメモすることにします。
●過去のブログ開設記念記事
2012.01.15記事「ブログ開設1周年」
2015.01.15記事「2015年ささやかな夢リスト 趣味生活における埋土種子群落」
2016.01.15記事「ブログ開設5周年通過」
2017.01.15記事「ブログ開設6周年通過」
2018.01.15記事「ブログ開設7周年通過にあたって」
2019.01.15記事「ブログ開設8周年通過にあたって」
2020.01.15記事「ブログ開設9周年通過にあたって」
2021.01.15記事「ブログ開設10周年通過にあたって」
1 ブログ「花見川流域を歩く」11年間の足取り
ブログ花見川流域を歩く11年間全3429記事の分類と主なテーマ
1-1 趣味活動のきっかけ
趣味活動をどのように展開するか考えるために、最初に、自宅がある花見川流域を隅々まで全部歩いてみました。全ての支水系をそれが側溝のようになっても、暗渠になっても源流まで確認してみました。花見川流域を歩いて、心や知識のフィルターを取り払って観察することに面白さを感じました。一人で歩くという行為が自省的感覚を促すという快もありました。この現場歩きで多様な興味の種を収穫できたことは素晴らしいことです。
1-2 趣味活動のテーマ
花見川流域を歩く中で様々なことに興味を持ち、大局的には次のようなテーマを変遷して趣味活動を深めました。そして現在の3Dモデルを活用した考古趣味に至っています。
1 下志津演習場や花見川トーチカなど戦前軍事に関する興味
2 花見川河川争奪など台地地形に関する興味
3 東海道水運支路仮説や墨書土器など奈良時代前後の古代に関する興味
4 千葉県小字地名に関する興味
5 大膳野南貝塚や西根遺跡など縄文時代遺跡に関する興味
6 3Dモデルを学習ツールとした縄文土器に関する興味
7 加曽利EⅡ式期をピークとする縄文社会消長に関する興味
8 3Dモデルを活用した縄文遺物観察に関する興味
私の趣味活動の特徴は、いつも、対象物に関する興味と観察方法に関する興味の2本建てです。対象物(戦争遺跡、台地地形、墨書土器、地名、縄文遺跡、縄文土器、縄文社会・・・)自体を深く知ろうという欲求が趣味活動の原点です。同時に対象物を深く知るためには、自分が実現可能な技術で自分なりの観察をしたくなります。その観察技術向上にも興味が深まります。地理情報、地形情報、各種データベース(墨書土器、遺跡)などをGISソフトやDBソフトを使って情報処理する技術、フォトグラメトリーで遺物を3Dモデルにして観察する技術は対象物を深く知るために大切です。
2 2022年のささやかな夢リスト
2-1 縄文社会消長分析学習の継続深化
加曽利EⅡ式期にピークを迎える縄文房総社会の消長の姿を、自分の目で見る(自分が直接生データをいじるなかで見る)ことを目指します。どのような要因で社会が発展したのか、どのような要因で社会が衰退・崩壊したのか、2022年も学習を継続し深化させます。
2-1-1 有吉北貝塚学習の継続発展
有吉北貝塚を具体事例として、2021年に進めた発掘調査報告書掲載データ詳細分析活動を発展させます。有吉北貝塚発掘調査報告書には現場で得られた精細な情報が掲載されていますが、その精査さに応じた分析が行われているようにはみられません。そこで、発掘調査報告書から関係者が気がついていない有用情報を引き出すことができるよう取り組んでみることにします。新たな有用情報を汲みだすことができれば楽しいことです。趣味活動の醍醐味になります。
具体的には北斜面貝層形成意義について検討を深めます。(仮説:人口急増→裸地化→ガリー浸食発達による集落存続危機→集落による特別の対応(土木工事的意義のある土器等投棄祭祀))
2-1-2 祭祀に関わる遺物の観察
各地博物館に展示されている祭祀に関わる縄文遺物の3Dモデル観察を継続し、土偶・土面・顔面把手(突起)や動物土製品など学習を深め、縄文時代祭祀の様子を詳しく知ります。その中で、祭祀遺物面から縄文社会消長の様子を考えます。
2-2 展示施設の展示物3Dモデル観察の継続
房総及び全国の展示施設を訪問して、展示縄文遺物を撮影して3Dモデルを作成し、じっくり観察し楽しみます。
2-3 観察分析技術の向上
写真撮影技術、フォトグラメトリー技術、空間分析技術などに習熟します。
・3Dモデル作成・操作・表現技術の向上
Photoshop、干渉色、Blender、3DF Zephyr Lite、GigaMesh Software Frameworkなど
・GIS技術、DB技術の向上
QGIS、GRASS、DEM-Net Elevation API、SQL、FileMakerなど
・著作物表現技術の向上
illustrator、Premiere pro、InDesignなど
・webメディアの操作技術
Twitter、Facebook、YouTube、Sketchfabなど
3 夢実現のために
人生残時間も刻々と少なくなっていますので、リストアップした2022年の夢はできるだけ2022年中に実現するように活動を楽しみたいと思います。
3年程前に実現できた活動スタイルの変更(「ブログ記事を書くための活動」から「活動が自律的に行われ、その成果が生まれた場合や活動の様子をブログ記事にする」への変更)をより徹底させたいと思います。
今後も、このブログ「花見川流域を歩く」をよろしくお願い申し上げます。
4 参考 ブログ「花見川流域を歩く」統計(2022.01.15)
●記事数(Blogger 2011.01.15~)
3429記事
●閲覧数(Blogger 2011.01.15~)
749435回
●訪問者人数(flagcounter 2013.04.14~)
301692人
●訪問者国数(flagcounter 2013.04.14~)
82ヵ国
●訪問者人数の県・州別トップ10(flagcounter 2013.04.14~)
1 千葉県
2 東京都
3 カリフォルニア州
4 神奈川県
5 イリノイ州
6 埼玉県
7 大阪府
8 茨城県
9 ワシントン州
10 愛知県
縄文時代早期土偶(千葉市中鹿子第2遺跡)4種3Dモデル画像
関連記事 2022.01.11記事「縄文早期土偶の4種3Dモデルによる実験的観察」
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