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2011年4月29日金曜日

情報 千葉県の埋蔵文化財地図WEB公開

 千葉県教育委員会により千葉県埋蔵文化財地図(GISデータ)がWEB公開されていることを、関係している方から教えていただきましたので紹介します。
 千葉県ホームページから入るならば、「千葉県教育委員会」、「組織と仕事内容」、「教育委員会の組織・アクセス・連絡先」、「文化財課」の順に進み、文化財課の画面右にある「ふさの国文化財ナビゲーション」(外部)をクリックします。
 目的のページ「ふさの国文化財ナビゲーション」http://wwwp.pref.chiba.lg.jp/pbbunkazai/
にたどり着けます。
 ここから、「HTMLとFLASHの選択」、「ご利用規約をご確認の上お進みください」、「同意して利用する」を順次クリックすると「住所から探す、包蔵地/指定文化財から探す、地図から探す」画面になります。ここから、例えば地図をクリックしていくと文化財マップが出てきます。マップのくくりをクリックすると、画面右に属性(名称、所在地、解説等)の情報が掲載されます。
 この地図のベースマップは国土地理院発行の数値地図25000(地図図像)です。地図の縮尺変更、場所移動なども出来ます。
 どこにどのような埋蔵文化財があるのかを知りたい場合はこのWEB公開情報でわかりますから、大判で扱いにくい冊子版は使わなくてすみます。冊子版(改訂版)より最新情報になっているとのことです。
 このような情報公開(パソコンとWEBをツールとして行う、情報利用の仕勝手向上を目的とした情報公開)は市民にとって大変ありがたいことです。千葉県教育委員会に感謝します。

            「ふさの国文化財ナビゲーション」の地図画像例

 また、以前の記事「埋蔵文化財地図のGIS取込」で紹介した冊子版「千葉県埋蔵文化財分布地図」(昭和61年発行)は、既に旧版になっており、平成に入って改訂版が出ていることを知りました。私は現在、改訂版の埋蔵文化財地図の情報を自分のパソコンに取り込み作業中です。(WEBで公開されている情報は自分の所持している散歩情報とオーバーレイできません。ですから、私の場合、最終的にはどうしても冊子版情報のGIS取込が必要となります。)

 なお、蛇足ですが、包蔵地の括り線(総描線)の描き方が、昭和61年の旧版と平成9年の改訂版でイメージ的に異なります。改訂版の方が丸くなっており、地図情報量が少なくなっているような印象を受けます。

2011年3月11日金曜日

東京地学協会編集委員会からの情報

東北地方太平洋沖地震 発生直後のTV報道画面

 午後2時46分頃発生した東北地方太平洋沖地震で、私も生活がすっかり狂ってしまいました。幸い怪我などはありませんでしたがいろいろな被害を受けました。余震も連続して発生しています。
 
 さて、巨智部忠承の論文「印旛沼堀割線路中断層の存在」をこのブログで紹介していますが、東京地学協会編集委員会より地学雑誌の創刊号から非公開論文以外のほぼ全記事をJournal@chiveというサイトで公開している旨の情報をいただきました。
http://www.journalarchive.jst.go.jp/japanese/jnltop_ja.php?cdjournal=jgeography1889
 私はCD-ROMで明治25年の論文を入手できて大感激したのですが、ICT化という時代のウエーブはさらに大幅に歩みを進めていました。

 巨智部忠承の印旛沼堀割関係の論文は上記サイトで閲覧することができますので、紹介します。
巨智部忠承「印旙沼堀割之説」 明治25年第4巻3号
巨智部忠承「印旛沼堀割線路中断層の存在」 明治25年第4巻3号
参考
B.K「印旛沼堀割の企」 明治22年第1巻8号