Types of Pottery Fragments in Photographs of Excavation Sites (6 Sections)
During the process of correlating shell layers between sections, I examined the types of pottery fragments near the six sections shown in the photographs. In areas with a high concentration of pottery due to a single wave of shell mudflow, Kasori EII type pottery (middle, middle to early, and early) was found together. I believe that the mudflow occurred in a location where these types of pottery coexisted simultaneously.
断面間の貝層対比作業の中で、写真に写る6断面付近土器片の土器型式を調べました。1波の貝殻泥流による土器密集ヶ所で、加曽利EⅡ式中、中~新、新が一緒に出土します。これらの型式土器が同時に存在していた場所で泥流が発生したと考えます。
この記事は2026.03.31記事「3D空間における発掘状況写真の土器片と密集土器分布図の対応関係」の続きです。
1 6断面の発掘状況写真に写る土器と密集土器分布図の対応関係
6断面の発掘状況写真に写る土器と密集土器分布図の対応関係
前の記事で、写真に写る土器片とその土器片が断面図の中でどこに位置するか、上図で突きとめました。
写真と断面図で、4ヶ所で対応関係が確認できます。
2 6断面密集土器の型式
6断面写真で確認できて、断面における分布が判明した土器について、型式を調べました。
6断面密集土器の型式
写真と断面図で見られる4ヶ所の対応関係のうち、2ヶ所で土器型式が判明しました。
1ヶ所では1土器の型式が判明しました。
238番土器で、この土器は加曽利EⅡ式中段階土器です。
もう1ヶ所では7土器の型式が判明しました。
303番土器:加曽利EⅡ式中段階土器
274番土器:加曽利EⅡ式中段階土器
319番土器:加曽利EⅡ式中段階土器
392番土器:加曽利EⅡ式新段階土器
227番土器:加曽利EⅡ式中段階土器
295番土器:加曽利EⅡ式中~新段階土器
395番土器:加曽利EⅡ式土器
3 メモ
7土器が集中するヶ所での土器型式が加曽利EⅡ式中段階4件、中~新1件、新1件となります。これらの土器は1波の高濃度流(貝殻泥流)で運ばれてきたものと考えることができます。従って、ある狭い範囲にこれら3つの土器型式の土器が集中して存在していたと考えることができます。
今後さらに情報を増やして調べる必要がありますが、これら3つの土器型式はある時間断面では同時に利用され、同時に廃棄されていたのではないかと仮想定することにします。
1土器の型式が判明したヶ所は断面層位的には7土器出土ヶ所より明らかに下位です。より古い貝殻泥流に起因するものです。しかしこの土器型式が加曽利EⅡ式中段階ですから、層位的に上下が明瞭でも、土器型式からみると差異が無い(弱い)といえます。土器型式という時間尺でみると、層位の上下の時間差はほとんど無いことになります。




































e.jpg)





