Technical Note: Pre-processing for QGIS Heatmap Calculation (Division)
I have documented the pre-processing steps required to perform a division operation between two heatmaps in QGIS. While it is necessary to align the creation parameters for each heatmap, ensuring that their spatial extents match perfectly requires a specific approach.
QGISで2枚のヒートマップ演算(割り算)をする際の前処理をメモしました。それぞれのヒートマップ作成諸元を一致させることが必要ですが、ヒートマップ作成範囲を完全に一致させるためには特別な工夫が必要です。
1 2枚ヒートマップ演算(割り算)の例
有吉北貝塚北斜面貝層剥取断面の2枚貝殻の全分布ヒートマップAと偏位角(angle)が 90°<= angle <110° の範囲のもののヒートマップBについて、メッシュ(ピクセル)毎にB/Aを計算して分布図を作成する。
2 前処理
Weight from fieldを除きヒートマップ作成諸元を統一するとともに、Weight from fieldを使用します。
2-1 Weight from fieldを除くヒートマップ作成諸元の統一
今回の例では、Weight from fieldを除きヒートマップ作成諸元を次のように統一しました。
Radius 0.10 m
Radius from field 使用しない
Kernel shape Quartic
Decay ratioそのまま
Output raster size Pixel sizeで指定
Pixel size X 0.005 m
Pixel size Y 0.005 m
2-2 Weight from fieldの使用
AではWeight from fieldを使用しません。Bでは新たなフィールドred_weightを作成してWeight from fieldを使用します。
新たなフィールドred_weightはフィールド計算機で次の式を投入して作成します。
…………………
CASE
WHEN "angle" >= 90 AND "angle" < 110 THEN 1
ELSE 0
END
…………………
ここで、angleは偏位角(0°~180°)フィールドです。
BでWeight from fieldを利用するのは、ヒートマップ作成範囲とメッシュの位置をA、Bで完全に一致させるために、Bの範囲をAと同じにして、ヒートマップ作画だけBで行うためです。つまり、Bの二枚貝殻だけがWeightが1なのでヒートマップ作成に寄与するのですが、それ以外の二枚貝殻はWeightが0なのでヒートマップ作成に関与しないのです。
これによりヒートマップ範囲とメッシュ位置が完全に一致し、割り算が可能になります。
3 作業結果
ヒートマップA
ヒートマップB
ヒートマップC
ヒートマップCはラスタ計算機に次の式を投入して作成したものです。
("B@1" / "A@1") * 100
4 ヒートマップCの意味
ヒートマップCはBの局所構成比を表現しています。この場合の局所とはRadius 0.10 mの範囲です。その情報をメッシュ(ピクセル)つまり5㎜×5㎜範囲毎に表現しています。
このヒートマップは探索的情報として作成しているものです。今後偏位角別区分ヒートマップとの比較や別値Radiusヒートマップとの比較などの中で、有用情報を汲み取ることになります。
斜面を二枚貝殻が重力性移動して残した堆積パターンの分析にヒートマップ探索的情報が役立つことを期待しています。


















































