A comprehensive collection of shell layer divisions from cross sections 9 to 13
I am currently working on a comparison of shell layer divisions in cross sections of the shell layer on the northern slope of the Ariyoshikita Shell Mound. Using the shell layer division of cross section 11 as a reference, I compared previous and subsequent cross sections and observed the results side by side. I found that the uppermost shell layer (the newest shell layer) develops more toward the edge of the shell layer.
有吉北貝塚北斜面貝層の貝層断面図貝層区分の対比作業を進めています。11断面の貝層区分を基準にして前後の断面図を対比し、その結果を並べて観察しました。最上貝層(最新貝層)が貝層縁辺ほど発達する特徴が見つかりました。
1 9断面から13断面までの貝層断面図
9断面
10断面
11断面(基準断面)
30断面(剥ぎ取り断面)
12断面
13断面(貝層分布域外)
断面図位置図
2 ステージ区分図
貝層断面図貝層区分結果を次の基準によりステージ区分(発達順番区分)しました。
第5ステージ S3、D5
第4ステージ R3、X、D4
第3ステージ Q、R1、S1、R2、S2、W、D3
第2テージ H、I、K、W、D3
第1ステージ G、V、D1、D2
9断面
10断面
11断面(基準断面)
30断面(剥ぎ取り断面)
12断面
13断面(貝層分布域外)
参考 14断面
参考 15断面
参考 31断面
3 メモ
3-1 貝層断面構造
貝層分布域の9断面、10断面、11断面、30断面、12断面は同一の貝層断面構造となっています。この構造から次の貝層発達概略を知ることができます。
1 第1ステージ
この付近の台地がガリー侵食により削られ急崖がつくられた。その侵食時のG基底砂層と同時期のV(ガリー流路本流堆積物)、D1、D2が残された。(D1はGより古い可能性があります。Gに貝が含まれるので、前代貝層が存在していた場所にガリー侵食があり、急崖が作られたと考えられます。)
2 第2ステージ
急崖上部が崩落して急崖直下にH、Iが堆積した。一部が二次堆積してKとなった。同期のガリー流路堆積物がW、D3。(H、I、Kに貝(貝ブロック)、遺物が包含されるので、崩落層形成時に同時に貝層形成がおこなわれていたと考えられます。)
3 第3ステージ
Q及び斜面貝層R1、S1、R2、S2とW、D3(ガリー流路堆積物)。(斜面貝層が二枚貝の割合が多い時期(S1、S2)と少ない時期(R1、R2)を交互にして発達した時期)
4 第4テージ
R3とX、D3。Xが急激に発達した時期。(ガリー流路本流の上流で激しい侵食があり、そこで生産された貝殻を含む土砂がこの付近に堆積したと想定します。)
5 第5ステージ
S3、D5。二枚貝の含有が多いS3斜面貝層が分厚く堆積しています。
3-2 層厚変化
・第3ステージの斜面貝層(Q、R1、S1、R2、S2)のボリュームが9断面→12断面で少し小さくなっています。貝殻投棄は貝塚縁辺部で少なくなっていたようです。
・一方、第5ステージの斜面貝層(S3)のボリュームは9断面→12断面で大きくなっています。貝殻投棄が明らかに貝塚縁辺部で最大化しています。
・第4ステージXの層厚が9断面→12断面で大きくなっています。これはこの付近のガリー流路堆積区間の特性を表現しているものと考えます。
・縄文人は、第4ステージでXが分厚く堆積した区間を選んで、第5ステージに斜面貝層S3を意図的に分厚く投棄したのかもしれません。






















































