2026年7月6日月曜日

BlenderアドオンBlenderChatGPTUI版の使い勝手 その2

 Usability of the "BlenderChatGPTUI" Blender Add-on: Part 2


I evaluated the usability of the "BlenderChatGPTUI" add-on—currently in the prototype stage—specifically from a modeling perspective.

Given how much can be accomplished using natural language, it leaves the impression of being a practical tool for real-world workflows.


試作中のBlenderアドオンBlenderChatGPTUI版の使い勝手をモデリングの側面から確かめてみました。

自然言語でこれだけできるので、実務的に使える印象を受けます。

この記事は2026.07.03記事「BlenderアドオンBlenderChatGPTUI版の使い勝手」の続きです。

1 遺物分布図の中に設置するスケール

遺物分布図の中に設置するスケールをイメージしてそのモデリングをしました。

●プロンプト

高さ2mのスケール(メモリは10㎝きざみ)とその隣に背の高さ1.7mの男性像をモデリングしてください。


結果(Blender画面)

時々遺物3D分布図や地山地形3D分布図のスケールを示すために人物像をつくるのですが、簡単なプロンプトでできるこの程度の3Dモデルで、十分に実用的です。

2 土坑のイメージモデル

土坑のポンチ絵を作ってみました。

●プロンプト

標高10mの20m×20mの平坦な土地の中央に深さ3mで、10m×7m程の楕円形に近い不整形の穴が開いている。穴の底はほぼ平らであるが、穴の底の広さは11m×8m程で、穴の開口部より広い。つまり穴の壁は全ての断面でオーバーハングしている。この地面に開いた穴をモデリングしてください。


結果(Blender画面)

予期した程度の出来ばえで、ポンチ絵作成が自由にできることを確認しました。

3 机のモデリング

机のモデリングをしてみました。

●プロンプト

Blender(4.4.3)で、机をモデリングするBlenderPythonスクリプトを作成してください。


結果(Blender画面)

机をモデリングする趣味はないのですが、AIでBlenderを操作するYouTube動画で机をモデリングしていたので、比較の意味で机を作ってみました。

自分の予想よりは質の高いモノができました。これを素材に手作業で質を高めるという意味で使えば、実用的です。

4 感想

Blender操作の中で、自然言語でこれだけできるので、実務的に使える印象を受けます。

主に遺跡における地山地形と遺物分布の3D空間関係を分析するツールとしてBlenderを使うことをイメージしています。その中で、アドオンBlenderChatGPTUI版はモデリングという側面ではかなり有用であるようだとの印象を持ちました。アドオンBlenderChatGPTUI版開発をさらに進めることにします。


2026年7月5日日曜日

考古学切手 兵馬俑 その2

 Archaeology Stamps: Terracotta Warriors (Part 2)


I have been enjoying stamps featuring the Terracotta Warriors that were issued outside of China. The United Nations has issued Terracotta Warrior stamps from New York, Geneva, and Vienna, featuring different languages ​​and currencies.


中国以外で発行された兵馬俑切手を楽しみました。国連発行兵馬俑切手はニューヨーク、ジュネーブ、ウィーンから異なる言語・通貨で発行されています。

この記事は2026.06.20記事「考古学切手 兵馬俑 その1」の続きです。

関連記事に2026.07.04記事「考古学切手 秦始皇陵銅車馬」があります。

1 兵馬俑 国連本部郵便局発行


兵馬俑 国連本部郵便局発行

1997年

60セント・英語表記

世界遺産シリーズ特殊切手(タブ付兵馬俑切手)

2 兵馬俑 国連本部郵便局発行


兵馬俑 国連本部郵便局発行

1997年

32セント・英語表記

世界遺産シリーズ特殊切手(タブ付兵馬俑切手)

3 兵馬俑 国連ジュネーブ事務所郵便局発行


兵馬俑 国連ジュネーブ事務所郵便局発行

1997年

0.7フラン・フランス語表記

世界遺産シリーズ特殊切手(タブ付兵馬俑切手)

4 兵馬俑 国連ジュネーブ事務所郵便局発行


兵馬俑 国連ジュネーブ事務所郵便局発行

1997年

0.45フラン・フランス語表記

世界遺産シリーズ特殊切手(タブ付兵馬俑切手)

5 兵馬俑 国連ウィーン事務所郵便局発行


兵馬俑 国連ウィーン事務所郵便局発行

1997年

6シリング・ドイツ語表記

世界遺産シリーズ特殊切手(タブ付兵馬俑切手)

6 兵馬俑 国連ウィーン事務所郵便局発行


兵馬俑 国連ウィーン事務所郵便局発行

1997年

3シリング・ドイツ語表記

世界遺産シリーズ特殊切手(タブ付兵馬俑切手)

7 秦始皇帝兵馬俑小型シート サンマリノ共和国発行


秦始皇帝兵馬俑小型シート サンマリノ共和国発行

1986年

サンマリノと中国との国交樹立15周年記念

説明(GoogleAI)

背景: 発掘された当時の膨大な兵馬俑(テラコッタの彫像)の坑道が全面に美しく描かれています。 

切手部分: シート上部に3つの額面の切手が組み込まれています。

550リラ: 兵馬俑の将軍あるいは兵士の頭部

650リラ: 兵馬俑とともに発掘された馬の頭部(陶馬)

2000リラ: 独特の髭と髪結いをした兵馬俑の頭部

8 メモ

兵馬俑という活動の起源は生贄風習(殉死)にあるとされています。生贄風習(殉死)から兵馬俑に変化した社会・文化発達の様子に興味が生まれます。

【余談】

縄文時代後晩期土偶には、大陸生贄風習の流れで生まれた神話に関連した利用様式があったのではないだろうかと空想します。


2026年7月4日土曜日

考古学切手 秦始皇陵銅車馬

 Archaeology Stamp: Bronze Chariot and Horses from the Mausoleum of the First Qin Emperor


I enjoyed this stamp featuring the bronze chariot and horses excavated from the Mausoleum of the First Qin Emperor. Although I purchased the souvenir sheet from a stamp dealer, it is a defective print where the stamp itself is positioned at an angle; interestingly, all the images I found online showed the exact same printing defect.


秦始皇陵から出土した青銅製車馬の考古学切手を楽しみました。なお、小型シートは切手商から購入したものですが、切手部が斜めになっている不良印刷製品です。webで確認する画像は全て同じ不良印刷製品でした。

1 青銅製御手頭像 中国発行


青銅製御手頭像 中国発行

1990年

特殊切手「秦始皇陵銅車馬」(T.151.(2-1))

2 青銅製馬頭部 中国発行


青銅製馬頭部 中国発行

1990年

特殊切手「秦始皇陵銅車馬」(T.151.(2-2))

3 秦始皇陵銅車馬 小型シート 中国発行


秦始皇陵銅車馬 小型シート 中国発行

1990年

特殊切手「秦始皇陵銅車馬」(T.151.)

目打ち外側に兵馬俑写真が薄く印刷されています。

4 秦始皇陵銅車馬説明

1980年に秦の始皇帝陵の西側から出土した、実物の約2分の1の大きさで作られた非常に精巧な2台の青銅製の馬車(国宝)が描かれています。

 左側:1号車「立車(高車 / 戎車)」

大きな傘(日傘)を備えた開放的な車体で、御者は立った状態で運転します。盾や弩などの武器も積まれており、皇帝の車列を護衛・先導する役割を持っていたと考えられています。 

右側:2号車「安車(轀輬車)」

密閉された輿(キャビン)を持つ、主人が乗るための高級馬車です。前室には正座した御者が座り、後室は窓の開閉で温度調整ができる構造になっており、始皇帝の魂が乗るための予備車や御用車とされています。(GoogleAI検索結果)

5 メモ

小型シートは切手商から購入したものですが、切手部が斜めになっている不良印刷製品です。webで確認する画像は全て同じ不良印刷製品でした。web画像検索結果のほとんど全ての画像が「おかしな画像」になっています。切手が斜めに印刷されていることを目立たなくするように「小細工」してあるのです。この切手を手にした皆さんが「不良品をつかまされた」感覚になっていて、それを隠そうとする心理が伝わってきます。


2026年7月3日金曜日

BlenderアドオンBlenderChatGPTUI版の使い勝手

 Usability of the BlenderChatGPTUI Add-on


I am evaluating the usability of the BlenderChatGPTUI add-on prototype. It delivers results comparable to the web-based version of ChatGPT. Additionally, the ability to easily issue simple commands via voice input—and watch Blender react right before my eyes—makes for a very smooth and enjoyable experience.


Blenderアドオンの試作品BlenderChatGPTUI版の使い勝手を検証しています。web版ChatGPTに匹敵する成果を体験しています。また、音声入力で簡易な指示を気軽に出せて、目の前でBlenderが動くので快適です。

1 BlenderアドオンBlenderChatGPTUI版の使い勝手


BlenderアドオンBlenderChatGPTUI版の使い勝手

遺物データファイル(3D座標、42属性区分データ、55892件)をBlender3DビューポートにプロットするBlenderPythonスクリプト作成をChatGPTに指示しました。指示文は次の通りです。

「"G:/test/aaa.csv"は第1行に項目名が書いてあり、第2行以降は数値あるいは空白となっています。第1列はID、第2列~第4列はx,y,z座標、第5列以降は属性が記入されています。このファイルをBlender4.4.3の3DビューポートにID、属性を含めて点群(メッシュ)としてプロットするBlenderPythonスクリプトを作成してください。」

数秒もかからずにBlenderPythonスクリプトが生成しました。アドオンのボタンで走らせると、3Dビューポートに55892件の遺物が点群(メッシュ)でプロットされ、各点(各遺物)は多数属性情報を保持していることが確認できました。

指示文及び成果BlenderPythonスクリプトは保存して次の同様操作の参考に使えます。

2 感想

web版ChatGPTと同じように、指示文(プロンプト)を詳しく書き、あいまいさをなくすことがChatGPTのパフォーマンスを引き出すコツになります。得られる成果(BlenderPythonスクリプト)はweb版ChatGPTと遜色ありません。

3 音声入力

簡易な指示は音声入力でおこない、目の前でBlenderが動くので快適です。ある操作のショートカットを忘れた時(はじめから知らない時)などに超有効です。音声入力はWindows機能を使い、Windows+hで実現できます。

なお、このアドオン入力に限らず、パソコンで操作する全ての入力場面でこの音声入力機能は有効です。


2026年7月1日水曜日

技術メモ 遺物3D空間分析用geometry nodesの使いまわし方法

 Technical Note: Reusing Geometry Nodes for 3D Spatial Analysis of Artifacts

I have been making effective use of a Geometry Nodes setup to analyze 3D spatial data for approximately 56,000 artifacts from the shell midden on the northern slope of the Ariyoshi-Kitakaizuka Shell Mound. To enable the reuse of this setup across different Blender files, I have converted it into an asset.


有吉北貝塚北斜面貝層の遺物約56000件データを3D空間で分析するgeometry nodesを便利に使っています。このgeometry nodesを別Blenderファイルでも使えるようにアセットにして使いまわし出来るようにしました。

1 geometry nodesを使っている様子


geometry nodesを使ている様子

2 遺物3D空間分析用geometry nodesのイメージ


遺物3D空間分析用geometry nodesのイメージ

このgeometry nodesには次の機能が備わっています。

1)3D座標付遺物データの選択

このgeometry nodesでは有吉北貝塚北斜面貝層の全42属性、レコード数55892件のデータを選択してあります。

2)表示する属性の選択

属性bunruicodeを選択すれば、それは遺物台帳に紐づくデータで全遺物が1(土器)、2(石器)、…のように区分されています。

属性zinkotsuを選択すれば、それは発掘調査報告書に紐づくデータで、該当データだけ区分が1になっています。

3)表示する属性の区分の選択

属性bunruicodeの区分1は土器を、区分5は骨歯を選択します。

属性zinkotsuの区分1は発掘調査報告書掲載人骨データを選択します。

4)表現メッシュ形状の選択

vert(点[メッシュ])の他、球、立方体など好みに合わせて表現メッシュ形状を選択できます。球や立方体は大きさや色なども設定できます。

3 geometry nodesの使い勝手

geometry nodesでノード(箱)の中の区分数値を変化させるだけで、表現内容が一瞬のうちに変化しますので、とても使い勝手がよいです。

しかし、このgeometry nodesのノード(箱)を一つ一つ組み立て、ラインで結ぶのは根気のいる作業です。

4 geometry nodesの使いまわし

別のBlenderファイルでも遺物3D空間分析用geometry nodesを使いまわす方法は幾つかありますが、これまではアペンドを使ってきました。しかしアペンドは遺物3D空間分析用geometry nodesが存在するBlenderファイルから持ってくる方法なので、このgeometry nodesが存在しているBlenderファイルを探さなければなりません。意外と手間取ります。

今回geometry nodesのアセット登録してみると、とても効率的にgeometry nodesを使いまわせることを確認しました。


アセットによるgeometry nodesの使いまわし方法

アセットによるgeometry nodesの使いまし方法の概要は以下のとおりです。

1)geometry nodesのグループ化

2)グループを「アセットとしてマーク」→これでアセットが使えるようになります。(※)

3)別Blenderファイルでplane追加

4)planeに新期geometry nodes作成して、そこにアセットをドロップして、グループとグループ出力をラインで結ぶ

これで遺物3D空間分析ができるようになります。(なお、アセットをドロップすると、元遺物データとvertが自動生成します。)

※ 「アセットとしてマーク」を実行するファイルを事前に設定するアセット専用フォルダーに置いておく必要があります。

2026年6月ブログ活動のふりかえりと7月見通し

 Review of June 2026 Blog Activities and Outlook for July


I have reviewed the activities for June 2026 on the blog "Walking the Hanami River Basin" and outlined the plans for July.

At the end of May, I discovered a large-scale stratigraphic inversion within the shell midden layer on the northern slope of the Ariyoshi-Kita Shell Mound. This discovery made me realize that researching this shell midden layer is not merely an archaeological endeavor, but a geo-archaeological one that requires unraveling a complex geological phenomenon. This realization has greatly fueled my research enthusiasm and intensified my efforts to develop the fundamental 3D technologies necessary for the study.


ブログ「花見川流域を歩く」の2026年6月活動をふりかえり、7月活動を見通しました。

5月末に有吉北貝塚北斜面貝層に大規模な層位逆転現象を発見しました。これにより、北斜面貝層研究が単なる考古学研究ではなく、クセの強い地学現象の解明を伴うジオ考古学研究であることに気づかされました。研究意欲が大いに掻き立てられるとともに、研究に必要な3D基礎技術開発にも熱が入りました。

1 ブログ「花見川流域を歩く」活動と特徴

1-1 記事数

6月の記事数は35です。内訳はジオ考古学的検討記事17編、技術開発記事10編、考古学切手記事5編、その他3編です。

1-2 北斜面貝層のジオ考古学検討

層位逆転現象の発見に伴い研究意欲が刺激され、次の事柄について検討しました。

・層位的逆転現象の確認

・これまで検討してきたことの総集

・全遺物3D分布データ作成観察

・崩落層等の母材提供場所推定

・断面遺物分布ヒートマップの比較

・遺物別3D分布CT撮影動画作成観察

なお、予定していた貝層ファブリック分析は貝層断面写真が7月に入手できることになったので、それ以降に実施することとし、6月は行いませんでした。

1-3 分析技術開発

検討を深めるためには、切れ味の鋭い分析ツールが必須であることから、次の分析技術開発を行いました。

・BlenderPythonスクリプト資産の効率活用策

・自作BlenderアドオンBlenderChatGPTUI版の実装

・postgreSQL→Blender点群表示の準備

・遺物3Dデータの正本管理

・点群(メッシュ)CT撮影用BlenderPythonスクリプト作成

・pngファイルからヒートマップを作成するPythonスクリプト作成

・QGISを使った3種の疑似座標GIS解析の比較

1-4 感想

5月末に有吉北貝塚北斜面貝層に大規模な層位逆転現象を発見しました。これにより、北斜面貝層研究が単なる考古学研究ではなく、クセの強い地学現象の解明を伴うジオ考古学研究であることに気づかされました。研究意欲が大いに掻き立てられるとともに、研究に必要な3D基礎技術開発にも熱が入りました。

2 ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」活動と特徴

6月の記事数は1編、早朝散歩日数は16日です。

3 2026年7月の見通し

3-1 北斜面貝層のジオ考古学検討

次の事項に取組みます。

・型式別土器情報を利用した断面間貝層対比(メイン)

・貝層ファブリック分析

・地山地形3D改良

3-2 分析技術開発

次の事項に取組みます。

・BlenderアドオンBlenderChatGPTUI版の試用と改良

・遺物3D分布データの分析技術開発改良

・postgreSQLによる正本管理システム

参考 ブログ「花見川流域を歩く」2026年6月記事 ○閲覧の多いもの


2026年6月 YouTubeに投稿した動画


2026年6月 ブログ「花見川流域を歩く」投稿記事に掲載した画像


2026年6月30日火曜日

技術メモ BlenderPythonスクリプト資産の効率活用策

 Technical Note: Strategies for Efficiently Utilizing Blender Python Script Assets


As part of an effort to efficiently utilize the library of Blender Python scripts I have built up over time, I have adopted the practice of making appropriate use of the File Browser panel within the Blender interface. This has facilitated the efficient use of existing scripts.


これまでの活動で貯めてきたBlenderPythonスクリプト資産の効率的活用策の一環としてBlender画面でファイルブラウザーパネルを適宜使うようにしました。これにより既存スクリプトの効率的活用が進んでいます。

1 Blender画面におけるファイルブラウザーパネルの設置とBlenderPythonスクリプト資産の表示


BlenderPythonスクリプト資産を表示したファイルブラウザーパネル設置Blender画面

パソコンに整理されているBlenderPythonフォルダーをブラウザパネルに表示して、BlenderPythonスクリプトを選びやすくしています。

2 Blender画面テキストエディターにおけるBlenderPythonスクリプト説明文書の表示


BlenderPythonスクリプト説明文書を表示しているBlender画面

BlenderテキストエディターはBlenderPythonスクリプトだけではなく、説明文書も表示できますから、BlenderPythonスクリプト資産活用の際にスクリプト内容についてより深く確認できます。

3 テキストエディターのBlenderPythonスクリプトを走らせた様子


テキストエディターでBlenderPythonスクリプトを走らせた画面

パソコンフォルダーに格納してあるBlenderPythonスクリプトをファイルブラウザー経由で取り出しテキストエディターで走らせることによって、エクスプローラー経由よりも効率的に作業が進みます。

4 メモ

これまでWindowsのエクスプローラーを使って既存資産を取り出し、Blenderに貼りつけていましたが、それより、ファイルブラウザーを使う方が効率的であることを実感しています。効率化実感の一因はウィンドウ数減少にあります。


自作BlenderアドオンBlenderChatGPTUI版の実装

 Implementation of "BlenderChatGPTUI": A Custom Blender Add-on


To streamline the process of generating Python scripts with ChatGPT and executing operations in Blender, I have created and begun testing a custom add-on called "BlenderChatGPTUI." My goal is to develop it into a function-calling add-on.


ChatGPTによるPythonスクリプト生成→Blender操作をより効率的に行うために、自作BlenderアドオンとしてBlenderChatGPTUI版を作成し、試用し始めました。Function Calling型アドオンを目指しています。

この記事は2026.01.22記事「ChatGPTそのものをBlenderのアドオンにする」の続きです。

1 自作BlenderアドオンBlenderChatGPTUI版

自作BlenderアドオンBlenderChatGPTUI版のパネル

2 自作BlenderアドオンBlenderChatGPTUI版の挙動


自作BlenderアドオンBlenderChatGPTUI版の挙動 1

メッセージ欄に「"G:\test\aaa.csv"を点群(メッシュ)でBlender4.4.3にインポートしてください。」を書き込みました。


自作BlenderアドオンBlenderChatGPTUI版の挙動 2

SendをクリックするとPythonスクリプトが生成されます。


自作BlenderアドオンBlenderChatGPTUI版の挙動 3

Run generated scriptをクリックすると3Dビューポートに点群(メッシュ)が生成し、アウトライナーにメッシュ名が表示されます。


自作BlenderアドオンBlenderChatGPTUI版の挙動 4

Open Chat Logをクリックするとテキストエディターにログが表示されます。

Pythonスクリプト、ログ共にテキストエディターに名称案が表示されていますので、テキストエディター機能を使って書き出すことが出来ます。

3 改善と目指す方向

ChatGPTでBlenderPythonスクリプトを作成する行為の効率化を目指してアドオンBlenderChatGPTUI版を作成しました。当面様々な実務にこのアドオンを使って、出来ること、出来ないこと、使い勝手など課題を抽出して改善します。当面はエラーが出た時や機能が実現出来なかった時の対処方法について検討、改善します。

UI版が安定したら、本命であるFunction Calling版作成に取り掛かります。最終的には考古学・実測図専用Agent型を目指します。


2026年6月28日日曜日

postgreSQL→Blender点群表示の準備とスクリプト概要

 Preparing to Display PostgreSQL Point Cloud Data in Blender: Overview of the Script


I have obtained a poster outlining the script and the preparations needed to stream data from PostgreSQL into Blender for point cloud visualization. From a technical standpoint, it looks like this could be implemented right away.


postgreSQLからデータをBlenderに流し点群表示する準備とスクリプト概要のポスターを入手しました。技術的にはすぐにでもできそうです。

1 postgreSQL→Blender点群表示の準備とスクリプト概要


postgreSQL→Blender点群表示の準備とスクリプト概要

ChatGPTに次の質問をしたところ、このポスターがかえってきました。

「postgreSQLのあるテーブルから多数レコードのID、3D座標、各種属性データをBlenderに渡して、Blender3Dビューポートに点群で表示させるとします。そのための準備と作成BlenderPythonスクリプトの概要について教えてください。その点群をgeometry nodesで絞り込みなど分析が可能となると考えてよいでしょうか。」

2 メモ

postgreSQLを単なるデータ保管場所ではなく、研究基盤として位置付け、Blenderをその基盤の上で動く3D可視化・解析フロントエンドと考えることにします。

postgreSQL操作技術の習熟を加速することにします。


遺物3Dデータの正本管理の失敗

 Failure in Managing Master 3D Artifact Data


I plotted 3D artifact data into Blender as a point cloud (or mesh) and performed a virtual CT scan using a Blender Python script. While the process worked fine with test data, it resulted in errors when using the actual production data.

I wasted about half a day investigating the cause, only to discover that the data I had treated as the "master" copy was actually an intermediate working file containing errors from before corrections were made. I realized I had failed to properly manage the master data. This experience made me keenly aware of the need for a master data management system designed to minimize the risk of such errors.


遺物3DデータをBlenderに点群(メッシュ)としてプロットして、そのCT撮影をBlenderPythonスクリプトで行いました。しかし、テストデータでは正常にできるのに、本番データではエラーになってしまいます。

半日ほどその原因追究に時間を浪費しました。結果は正本データと思って使ったデータが修正前の誤りを含む途中作業データだったのでした。正本データ管理に失敗していることに気が付きました。間違いの生まれにくい正本管理システムを作る必要性を痛感しました。

関連記事(正本データを使った記事)2026.06.26記事「Blender3D空間に分布する点群(メッシュ)のCT撮影用Pythonスクリプト

1 エラーの原因

点群(メッシュ)CT撮影用BlenderPythonスクリプトを走らせた時のエラー原因はデータ(csvファイル)の座標値に極端な異常値が含まれていたことです。


極端な異常値(Z値が桁間違いと未調整により、正常な値の約380倍になっている)


極端な異常値の可視化

1点のZ値が極端な異常値であるため、BlenderPythonスクリプトが画像枠をつくることが出来ず、エラーになりました。

2 エラー発生の重大性

このエラーそのものはデータを修正すればよいことであり、さして驚くべきことではありません。私が深刻にその重大性を感じたのは、正本データとされるもので、このようなエラーが発生したことです。1年以上前に、このデータエラーは既に気が付き、正本を訂正しているのです。それにもかかわらず正本データを使って、このエラーが発生したということは、正本管理が適切に行われていないということです。

使ったcsvファイル名称は「北斜面貝層プロット用調整」となっています。ファイル名称にいくら「調整」とか「最終」とか「正本」とか書いてもそれが本当に使えるものであるどうかはまた別問題です。

現在のデータ正本管理システムを抜本的に改善する必要を感じました。

3 データ正本管理システムの抜本的改善

現在のデータの流れは次のようになっています。

postgreSQL→csv出力→Blenderプロット用正本作成→Blender

このデータの流れを次のように変更することにします。

postgreSQL(正本)→csv出力→Blender

postgreSQLを正本とし、データ修正は全てpostgreSQLで行うことにします。出力したcsvファイルは単なるその場限りのBlender用データとします。csvファイルの格下げです。このようにすれば、正本管理が確実にできそうです。

postgreSQLが正本として完成して安定すれば、直ちにその次のシステムに移行することにします。

postgreSQL(正本)→Blender

csvファイルを経由することなく、postgreSQLから直接Blenderにデータを流すことにします。

【余談】なお、postgreSQLからQGISに直接データを流せることはQGISにpostgreSQLアイコンがあることから知っていましたので、こちらの方も同時に試してみることにします。