2026年10月2日金曜日

3D深藍

 3D Deep Indigo


For Sketchfab, Blender, and 3DF Zephyr Lite, I standardized the background color to a deep indigo-toned dark blue (#070D7F) to ensure consistent visibility and screen display of the 3D models. This choice offers the advantage of making it easier to visually perceive the shape and color tones of artifacts—such as earthenware—compared to using gray or black backgrounds. I have decided to affectionately call this color "3D Deep Indigo" (3D Shin-ai).


私は、Sketchfab、Blender、3DF Zephyr Liteでは、3Dモデルの視認性と画面表示の統一性を考慮し、背景色を深藍色系の濃青色(#070D7F)に統一しました。土器等の遺物を表示する際、灰色や黒色の背景に比べて形状や色調を視覚的に把握しやすいという利点があります。この色を愛着を込めて3D深藍(3D Shin-ai)と呼ぶことにします。

1 Sketchfabの背景色としての3D深藍


Sketchfabの背景色としての3D深藍

Sketchfabの背景色を深藍色系の濃青色(#070D7F)【3D深藍】にしています。

2 Blenderの背景色としての3D深藍


Blenderの背景色としての3D深藍

Blenderの背景色を深藍色系の濃青色(#070D7F)【3D深藍】にしています。

3 3DF Zephyr Liteの背景色としての3D深藍


3DF Zephyr Liteの背景色としての3D深藍

3DF Zephyr Liteの背景色を深藍色系の濃青色(#070D7F)【3D深藍】にしています。

4 メモ

私は、Sketchfab、Blender、3DF Zephyr Liteでは、3Dモデルの視認性と画面表示の統一性を考慮し、背景色を深藍色系の濃青色(#070D7F)に統一しました。土器等の遺物を表示する際、灰色や黒色の背景に比べて形状や色調を視覚的に把握しやすいという利点があります。この色を愛着を込めて3D深藍(3D Shin-ai)と呼ぶことにします。



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【グッド&ニュー】(ブログ活動や生活・散歩中に思い浮かべた良い感情や考え、素晴らしいアイディアや注目すべき事柄)

久しぶりに真っ赤に輝く夕焼けを鑑賞しました。しばらく見とれました。


2026年10月1日木曜日

Sketchfab一覧サムネイルの不都合解決

 Fixing the Sketchfab Thumbnail Display Issue


An issue occasionally occurs on Sketchfab (a 3D model hosting site) where thumbnails on the 3D model list page appear blank, failing to display the models. Since the 3D models themselves could still be viewed and embedded without problems, I had previously left the issue unaddressed; however, I eventually decided I could no longer tolerate it and successfully resolved the problem.


Sketchfab(3Dモデル投稿サイト)における3Dモデル一覧表示画面のサムネイルが白くなり、3Dモデルが表示されない不都合が時々発生します。3Dモデルそのものは問題なく閲覧や引用できるので、対処してこなかったのですが、我慢できなくて解決に取組み、解決しました。

1 Sketchfab一覧サムネイルの不都合


Sketchfab一覧サムネイルの不都合

a:サムネイル全体が白くなり、Sketchfabのロゴマークが見えるのですが、3Dモデルは表示されていません。

b:3Dモデルは表示されているのですが、背景の青色が表示されていません。

a、bともに青色背景に3Dモデルが配置されています。a、bともにサムネイルをクリックして表示される3Dモデル本画面では背景青色に3Dモデルが配置された正常な画面を見ることができます。

2 不都合の解決方法


不都合の解決方法

3D Settings画面の左上にあるsave viewをクリックしてから保存すると、サムネイルは正常化します。a、bともに有効です。


Sketchfab一覧サムネイルの不都合が解決した様子

3 メモ

この解決方法はChatGPT支援により得ました。Sketchfab事務局に問い合わせることが本筋かもしれませんが、ChatGPTのほうが次の諸点から有利です。

1) 日本語で質問できる。(Sketchfab事務局は英語)

2) 即、回答が日本語で届く。(Sketchfabは2~3日かかる、英語回答)

3) 再質問が即できる。(Sketchfabも可能ですが、とても億劫になります。)


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【グッド&ニュー】(ブログ活動や生活・散歩中に思い浮かべた良い感情や考え、素晴らしいアイディアや注目すべき事柄)

今日の散歩は都合により夕方となった。久しぶりの青空の下での散歩はとても気持よかった。足元がぬれるわけでもなく、気温も特別に暑いわけでもなく、当初予定より遠くまで歩いた。散歩中の思考も冴えた。


2026年9月ブログ活動のふりかえりと10月見通し

 Review of September 2026 Blog Activities and Outlook for October


I have reviewed the activities for September 2026 on the blog "Walking the Hanami River Basin" and outlined the outlook for October.

A notable highlight of September's activities was the improvement in my QGIS operational skills, which I leveraged to advance the fabric analysis.


ブログ「花見川流域を歩く」の2026年9月活動をふりかえり、10月を見通しました。

9月活動で特筆すべきことはQGIS操作技術がレベルアップし、それを駆使してファブリック分析が進んだことです。

1 ブログ「花見川流域を歩く」活動と特徴

1-1 記事数

9月の記事数は43です。内訳は観察記録3Dモデル記事15、技術記事10、ファブリック分析記事9、考古学切手記事7、その他2です。

1-2 ファブリック分析と技術

有吉北貝塚北斜面貝層剥取断面を対象に二枚貝殻個体データの統計的、平面分布的分析をファブリック分析と称して実施しています。分析手法や分析の道筋についてしっかりした定見があるわけではないので、ChatGPTの支援を受けながら試行錯誤活動を繰り返しています。9月活動は分析ツールであるQGISの操作技術が自分レベルでは小飛躍をしたので、分析活動が進展しました。それなりに分析活動の見込みが立ってきています。

1-3 観察記録3Dモデル

加曽利貝塚博物館の「ちばの宝物」展示を取材し、12展示物の観察記録3Dモデル作成を楽しみました。9月始めに取材し、9月中にその結果を全て観察記録3Dモデル記事にするという理想的(?)活動となりました。

1-4 考古学切手

ストックブックの切手を見る時間が増え、その分考古学切手記事が増えてきています。自分の活動のなかで考古学切手趣味がようやく市民権を得てきたようです。

1-5 花見川増水記事

8月にも花見川増水記事を書き閲覧数が多かったのですが、9月増水記事も閲覧数が多かったです。花見川を河川という立場から観察しているwebサイトがないので、「花見川流域を歩く」という名称につられて、閲覧が多いのだと思います。このブログ本来の趣旨「このブログでは、千葉県北西部の小河川花見川の流域を散歩して、感じたことを記録しています。」に立ち戻り、花見川観察や感想も時折記事にすることにします。

2 ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」活動と特徴

9月の記事は早朝散歩記事は2編、早朝散歩日数は11日です。雨の日ばかりで、散歩日数は記録的少なさです。毎日5km散歩が減少することによるフィジカル面劣化が心配です。

3 2026年10月の見通し

3-1 ファブリック分析

剥取断面下部の二枚貝殻個体データ数は3024で、データ項目はID、XY座標、最近隣距離、偏位角、最近隣交差角、長さ、殻位、移動タイプ、分層別などとなっています。9月は主に最近隣距離、偏位角、最近隣交差角に焦点を絞って分析してきました。10月は殻位を含めてより全面的な分析に突入したいと思います。

なお、二枚貝殻ファブリックの後には、二枚貝殻とイボキサゴの割合の検討、土器片のファブリック分析が控えています。

3-2 観察記録3Dモデル

10月も展示施設取材と観察記録3Dモデル作成活動を展開します。

3-3 Blender回帰

9月は必要に迫られてQGIS利用時間が急増し、Blender利用時間が急減しました。懸案であるBlender専用AIアシスタント試用やgeometry nodes技術は、それに時間を使っていないので、操作力減少が確実でその状況を懸念しています。中長期的に見るとQGISよりBlenderの方がはるかに重要で有用なので、Blender回帰のキッカケをどこかで見つけたいと思います。

4 その他

9月28日記事から記事巻末に【グッド&ニュー】(ブログ活動や生活・散歩中に思い浮かべた良い感情や考え、素晴らしいアイディアや注目すべき事柄)の掲載を始めました。【グッド&ニュー】をいつも考えることによって生活の整序が進むので、ブログ記事を利用しようという趣旨です。読者の皆様には目ざわりかもしれませんが、お許しください。なお、「花見川流域を歩く 自然・風景編」記事では数年前からすでに実施しています。

参考 ブログ「花見川流域を歩く」2026年9月記事 ○は閲覧が多いもの


2026年9月 Sketchfabに投稿した3Dモデル


2026年9月 YouTubeに投稿した動画


2026年9月 ブログ「花見川流域を歩く」投稿記事に掲載した画像



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【グッド&ニュー】(ブログ活動や生活・散歩中に思い浮かべた良い感情や考え、素晴らしいアイディアや注目すべき事柄)

毎週1回午後スーパーに自動車で買い物に出かけます。午後2時頃スーパーに到着するのですが、いつの間にか自動車でNHKFMの歌謡スクランブルという番組を聞くようになりました。その番組が2時終了で最後に番組テーマ曲が流れます。そのテーマ曲を最初に聞いた時はなんとダサイ曲かと思いましたが、いつの間にか親しみを持つようになりました。そして、最近では番組の音楽より、その番組テーマ曲を聞くために歌謡スクランブルを聞くようになりました。

一方最近NHKoneをパソコンに入れ、そこからラジルラジルのNHKFM聞き逃しに行き、さらに過去1週間の歌謡スクランブルを聞くことができること知りました。歌手の歌ではなく、番組最後のテーマ曲だけを聞くようになりました。なぜこのテーマ曲が好きなのか、飽きないのか判りませんが、気持が落ち着き、物事に立ち向かう気持が生まれます。



2026年9月30日水曜日

モナ・リザ切手

 Mona Lisa Stamps


While collecting stamps related to archaeology, I found that I had—almost without realizing it—gathered a collection of Mona Lisa stamps, so I laid them out to enjoy looking at them. The stamp issued by West Germany holds special memories for me; it is one I had wanted when I was in elementary school but was unable to collect back then.


考古学切手を集める中で、モナ・リザ切手がいつの間にか集まってしまいましたので、並べて楽しみました。西ドイツ発行切手は小学生の頃欲しかったけれども集められなかった思い出のある切手です。

1 モナ・リザ 西ドイツ発行


モナ・リザ 西ドイツ発行

1952年

レオナルド・ダ・ヴィンチ生誕500周年記念

2 モナ・リザ グレダ・カリアクー&プチ・マルティニーク発行


モナ・リザ グレダ・カリアクー&プチ・マルティニーク発行

シリーズ名: 「HISTORY of ART(美術の歴史)」および「HIGH RENAISSANCE(盛期ルネサンス)」


小型シート

3 モナ・リザ ブルガリア発行


モナ・リザ ブルガリア発行

1980年

レオナルド・ダ・ヴィンチ生誕記念小型シート

4 モナ・リザ フランス発行


モナ・リザ フランス発行

1999年

国際切手展「フィレックスフランス '99(Philexfrance '99)」記念発行小型シートに含まれる。


小型シート

5 モナ・リザ ハンガリー発行


モナ・リザ ハンガリー発行

1974年

「モナ・リザ」アジア訪問記念切手


小型シート(2連)

6 モナ・リザ キャシリ・ステート・オブ・セイウン発行


モナ・リザ キャシリ・ステート・オブ・セイウン発行

1967年

7 モナ・リザ トーゴ発行


モナ・リザ トーゴ発行

2024年

8 メモ

考古学切手を集める中で、モナ・リザ切手がいつの間にか集まってしまいましたので、並べて楽しみました。西ドイツ発行切手は小学生の頃欲しかったけれども集められなかった思い出のある切手です。

なお、5のハンガリー発行切手は1枚30円(シート2連合計60円)で購入しました。切手商がそれで儲かるとはとても思えません。


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【グッド&ニュー】(ブログ活動や生活・散歩中に思い浮かべた良い感情や考え、素晴らしいアイディアや注目すべき事柄)

以前水道局から少量の漏水を指摘され、調べていただいたのですが、その場所が判りませんでした。最近再び漏水を指摘され、本日調査員の方に来ていただき、再び家屋内と家屋外の調査をしていただきました。諦めかけていたところ、庭地下の漏水が発見できました。連日の雨で地下が濡れているのですが、専門家の鋭い感覚で漏水箇所を見つけていただきました。早速近所の水道工事会社に連絡したところ、直ぐきてくれて、なんと即工事となり、修繕工事が終わりました。午後の3時間で調査と工事が完了してしまいました。古いトゲがとれてすっきりした感覚になり、うれしさがこみ上げてきます。



横置展示深鉢を3Dモデルで正置して観察

 Observing a Deep-Bodied Vessel by Reorienting Its 3D Model to the Upright Position


I examined a deep-bodied vessel—which was displayed lying on its side—by creating a 3D model and reorienting it to an upright position on my computer. This revealed that the vessel had a slightly flared shape at its base. I also confirmed the existence of a similarly shaped deep-bodied vessel excavated from the same site (Dwelling Site No. 112).


横置して展示された深鉢を、観察記録3Dモデルを作成することによってパソコン内部で正置して観察しました。土器下部がわずかにラッパ状形状となっている深鉢であることが判りました。同じ112号住居跡から出土した深鉢に同じような形状のものがあることを確認しました。

1 横置展示された深鉢


横置展示された深鉢

2026年9月28日月曜日 深鉢(千葉市加曽利貝塚)観察記録3Dモデル

2 観察記録3Dモデルの正置と復元イメージ


観察記録3Dモデルの正置(Blender画面)


観察記録3Dモデルと土器形状復元イメージ(Blender画面)


観察記録3Dモデルの正置(Blender画面)


観察記録3Dモデルと土器形状復元イメージ(Blender画面)


観察記録3Dモデルの正置(Blender画面)


観察記録3Dモデルと土器形状復元イメージ(Blender画面)


観察記録3Dモデルの正置 下から(Blender画面)


観察記録3Dモデルと土器形状復元イメージ(Blender画面)


観察記録3Dモデルの正置 下から(Blender画面)


観察記録3Dモデルと土器形状復元イメージ(Blender画面)

3 復元イメージについて

観察記録3Dモデルから作成した復元イメージではこの深鉢の下部はわずかにラッパ形形状となっています。

この時期の加曽利B3式土器深鉢の下部がラッパ形になっている例を見かけないので、探してみました。

なんと同じ112号住居跡から出土した加曽利B3式土器の下部がかすかにラッパ形になっていました。


112号住居跡から出土した加曽利B3式土器

2019年6月8日土曜日 加曽利B3式土器 浅鉢及び深鉢 加曽利貝塚出土

断面形状がラッパ形になった理由は、この土器は大きく土器底部を厚みを持ってしっかりつくることが必要であったためであると考えます。つまり、ラッパ形を特段意図することなく、底とそれより上部を滑らかにすりつける結果としてラッパ形になったのだと考えます。


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【グッド&ニュー】(ブログ活動や生活・散歩中に思い浮かべた良い感情や考え、素晴らしいアイディアや注目すべき事柄)

堤防の淡いピンク色のコスモスの花に見とれました。子供のころからコスモスの花が好きです。子供のころコスモスの花と何か良い事柄が結びついた体験があったのかもしれませんが、思い出すことはできません。


2026年9月29日火曜日

浅鉢(千葉市加曽利貝塚)観察記録3Dモデル

 3D Model and Observation Record: Shallow Bowl (Kasori Shell Midden, Chiba City)


This shallow bowl was excavated from the remains of Dwelling No. 112 at the Kasori Shell Midden. Other artifacts recovered from this same dwelling site include an unusual pedestal vessel (see article from September 27, 2026) and a deep bowl (see article from September 28, 2026). It is inferred that this shallow bowl was also used in ritual activities.


この浅鉢は加曽利貝塚112号住居跡から出土しています。112号住居跡からは異形台付土器(2026.09.27記事)、深鉢(2026.09.28記事)も出土しています。この浅鉢も祭祀でつかわれた道具であったと推察します。

1 浅鉢(千葉市加曽利貝塚)観察記録3Dモデル

浅鉢(千葉市加曽利貝塚)観察記録3Dモデル

加曽利貝塚112号住居跡

縄文時代後期中葉

千葉市指定文化財

撮影場所:加曽利貝塚博物館「令和8年度企画展 新千葉市指定文化財記念 ちばの宝物」

撮影月日:2026.09.02


展示の様子

ガラスショーケース越し撮影

3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v9.013 processing 163 images


3Dモデルの動画


3Dモデル画像

2 メモ

この深鉢は加曽利貝塚112号住居跡から出土しています。112号住居跡からは異形台付土器(2026.09.27記事)、深鉢(2026.09.28記事)も出土しています。この浅鉢も祭祀でつかわれた道具であったと推察します。


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【グッド&ニュー】(ブログ活動や生活・散歩中に思い浮かべた良い感情や考え、素晴らしいアイディアや注目すべき事柄)

9月末締切のNHK+からNHKoneへの移行を突然思い出し、実行した。テレビ、パソコン、夫婦スマホでNHKoneが利用できるようになった。歴史番組などをパソコンで見れるので便利である。


最近隣距離と偏位角の関係

 Relationship between nearest-neighbor distance and deviation angle


I plotted and examined the relationship between the nearest-neighbor distance and the deviation angle of bivalve shells. I concluded that there is no significant relationship between these two metrics worth noting. This has clarified the interrelationships among the three metrics: deviation angle, nearest-neighbor intersection angle, and nearest-neighbor distance.


二枚貝殻の最近隣距離と偏位角の関係をプロット図を作成して観察しました。この2つの指標には着目に値する顕著な関係がないと判断しました。これで、偏位角、最近隣交差角、最近隣距離の3つの指標の相互関係が明らかになりました。

1 偏位角、最近隣交差角、最近隣距離


偏位角、最近隣交差角、最近隣距離の説明

2 参考 偏位角、最近隣交差角、最近隣距離の統計


偏位角の分布(ヒストグラム)


最近隣交差角ヒストグラム


最近隣距離ヒストグラム

3 最近隣距離と偏位角の対応


最近隣距離と偏位角の対応

最近隣距離の変化に対応して、偏位角の分布変化はほぼ同じです。一方、偏位角の変化に対応して、最近隣距離分布変化はほぼ同じです。このプロット図から、最近隣距離と偏位角の間には着目すべき関係がみつかりません。

4 再掲 最近隣距離と最近隣交差角の対応


二枚貝殻 最近隣距離(nn)と最近隣交差角(ia)の対応

二枚貝殻の最近隣距離(nn)と最近隣交差角(ia)の対応をプロット図でみると、nnが小さくなると、iaは小さいものの割合が増えることが直観できます。


最近隣距離(nn)区分別にみた最近隣交差角(ia)の小さいものの割合

最近隣距離(nn)が小さくなると、比例して最近隣交差角(ia)の小さいものの割合が増加します。さらにより特徴的な事象としてnnが非常に小さい領域ではiaの小さなものの割合が急増することをあげることができます。これは二枚貝殻が近づくに従って2枚の貝殻の偏位角が急速に近づく(平行になる)ことを示してます。このデータは剥取断面現場観察で見られる、二枚貝殻密集部での「束ねられた」ような出土状況と対応しています。

2026年9月26日土曜日 最近隣距離区分別にみた最近隣交差角の様子

5 再掲 偏位角と最近隣交差角の対応


偏位角と最近隣交差角の対応

二枚貝殻の偏位角と最近隣交差角の関係をプロット図を作成して観察すると、偏位角90~110°で最近隣交差角0~10°の範囲にサンプルが最も集中します。つまり、斜面(120°)を二枚貝殻が移動するなかで、偏位角が90~110°のものが増え、同時に二枚貝殻が密集して最近隣交差角0~10°のものも増えると考えます。この顕著な様子は二枚貝殻の移動特性の結果を表現していると考えます。

2026年9月27日日曜日 偏位角と最近隣交差角の関係

6 まとめ

6-1 3指標の関係

最近隣距離と偏位角のプロット図から、この2つの指標に着目すべき関係が見当たりません。

一方、最近隣距離と最近隣交差角の間には、最近隣距離が短くなると最近隣交差角も小さくなる、つまり2枚の二枚貝殻が近づくと平行に近づくという顕著な関係がみられます。

さらに、偏位角と最近隣交差角の間には、偏位角90~110°で最近隣交差角0~10°の範囲にサンプルが最も集中するという関係が見られます。

6-2 3指標と整合する移動モデル

この3つの情報は次のような二枚貝殻移動モデルを想定すると整合します。

角度角度120°の斜面に土器、二枚貝殻、イボキサゴなどが投棄され、重力性移動を繰り返して斜面を下った。

重力性移動を繰り返す中で移動物には大きさによるソート現象が発生し、斜面下部には二枚貝殻が集まり密集した。重力性移動の際、二枚貝殻はその形状から相互に重なり合うものが増え、隣接貝殻との距離が縮小した。相互に重なった場合、噛みあい離れにくくなるので移動運動が進むに従い重なりあうものが一体となって運動した。

重力性移動では斜面角度120°に制約されて偏位角90~110°の二枚貝殻が増えた。

6-3 考察

斜面を移動する中でソートされて二枚貝殻だけが純貝層のように集まり、その際二枚貝殻の殻位形状から噛み合ってしまうもの(束ねられたようになったもの)も多く、最初から最近隣距離はとても小さくなったと考えます。斜面角度に制約されて偏位角90~110°のものが増えていったと考えますが、偏位角90~110°になったものも、ならなかったものも、既に最近隣距離は十分に短かったと考えます。

7 参考 貝層写真


有吉北貝塚北斜面貝層剥取断面露頭写真(左右反転)


有吉北貝塚北斜面貝層剥取断面3Dモデル



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【グッド&ニュー】(ブログ活動や生活・散歩中に思い浮かべた良い感情や考え、素晴らしいアイディアや注目すべき事柄)

今朝家の扉を開けて外の路面を見るとびっしょりでしたが、雨は止んでいましたので散歩にでました。足元は濡れましたが、5kmの散歩は無事終了です。そして、家の前に戻ったその時、雨が振り出しました。とてもラッキーです。しかし、実は昨朝も全く同じ状況で散歩ができ、2日連続のラッキーはめずらしいです。

2026年9月28日月曜日

深鉢(千葉市加曽利貝塚)観察記録3Dモデル

 3D Model Based on Observation Records of a Deep-Bodied Pot (Kasori Shell Midden, Chiba City)


I created a 3D model based on observation records of a deep-bodied pot excavated from Dwelling Site No. 112 at the Kasori Shell Midden. I understood the associated exhibition to convey the idea that the scratches on the base of the pottery suggest ritual activity.


加曽利貝塚112号住居跡から出土した深鉢の観察記録3Dモデルを作成しました。「土器底のキズが祭祀活動を連想させる」という趣旨の展示と理解しました。

1 深鉢(千葉市加曽利貝塚)観察記録3Dモデル

深鉢(千葉市加曽利貝塚)観察記録3Dモデル

加曽利貝塚112号住居跡

縄文時代後期中葉

千葉市指定文化財

撮影場所:加曽利貝塚博物館「令和8年度企画展 新千葉市指定文化財記念 ちばの宝物」

撮影月日:2026.09.02


展示の様子

ガラスショーケース越し撮影

3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v9.013 processing 169 images


3Dモデルの動画


3Dモデル画像

2 メモ

展示土器そのものの説明はありません。展示の趣旨は深鉢底に刻まれた点状~線上のキズであると推察します。石棒等で擦った、傷つけた跡でそれが祭祀活動に結びつくということでしょうか。


参考 加曽利貝塚112号住居跡の出土物

異形台付土器も同じ112号住居跡から出土しています。

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今日から、ブログ記事巻末で【グッド&ニュー】を始めます。

【グッド&ニュー】(ブログ活動や生活・散歩中に思い浮かべた良い感情や考え、素晴らしいアイディアや注目すべき事柄)

これまで日常的な各種メモ(興味をもったこと、したいこと、やるべきこと・・・)はパソコンで、1件1件別ファイルでつくることが多かったのですが、スマホとの連携が難でした。そこでkeepメモ(パソコン、スマホ共通ファイル)ですべてのメモを書くことにして、実践したところ、とても扱いやすくなりました。パソコンで書いたメモがスマホで外出先で読めて編集もできる。外出先でスマホで音声入力したメモを夜パソコンで利用できるようになりました。生活が楽しくなりました。



2026年9月27日日曜日

異形台付土器2点(千葉市加曽利貝塚)観察記録3Dモデル

 3D Observation Model of Two Unique Pedestaled Earthenware Vessels (Kasori Shell Midden, Chiba City)


I have a personal attachment to these vessels; I previously created 3D observation models of them while they were placed on a table, having obtained special permission to do so. I surmise that they were implements associated with marriage rituals. They have even been featured on archaeological postage stamps.


この土器は過去に特別の許可を得て、机上においた状態で観察記録3Dモデルを作成したことがある、愛着ある土器です。婚姻に関連する道具であると想像しています。考古学切手にもなっています。

1 異形台付土器2点(千葉市加曽利貝塚)観察記録3Dモデル

異形台付土器2点(千葉市加曽利貝塚)観察記録3Dモデル

縄文時代後期中葉

千葉市指定文化財

撮影場所:加曽利貝塚博物館「令和8年度企画展 新千葉市指定文化財記念 ちばの宝物」

撮影月日:2026.09.02


展示の様子

ガラスショーケース越し撮影

3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v9.013 processing 160 images


3Dモデル動画


3Dモデル画像

2 メモ

この異形台付土器2点は過去に特別の許可を得て机上に置いた状態で観察記録3Dモデルを作成しています。

また、GigaMesh Software Frameworkで展開して2点の文様差異について検討しています。


GigaMesh Software Framework展開による2点文様差異検討

この土器の意義は婚姻に関連すると考え、仮説持論を記事にしています。

この土器は切手になっています。


考古学切手 異形台付土器

参考 関連記事

2019年3月27日水曜日 器台「大麻炙り台」仮説に関連する超空想

2019年6月7日金曜日 加曽利B3式異形台付土器 加曽利貝塚出土 観察記録3Dモデル

2020年3月27日金曜日 加曽利貝塚出土異形台付土器の観察と検討

2020年3月28日土曜日 異形台付土器の上部切除モデルによる観察

2020年3月29日日曜日 加曽利B3式異形台付土器B(千葉市加曽利貝塚)の観察

2020年3月30日月曜日 異形台付土器(加曽利貝塚)2点の報告書記述

2020年3月31日火曜日 異形台付土器の計測と比較

2020年4月4日土曜日 異形台付土器が大小ペアで出土した意義

2020年4月6日月曜日 大小ペア異形台付土器(夫婦土器)を女性が作った意義

2020年4月8日水曜日 大小ペア異形台付土器出土遺構のゾーニング

2020年4月9日木曜日 加曽利貝塚における女性シャーマン存在仮説

2020年4月10日金曜日 加曽利貝塚以外における大小ペア異形台付土器出土例

2020年4月12日日曜日 異形台付土器学習のとりまとめ

2021年12月4日土曜日 異形台付土器2点セットの観察 Deformed earthenware 2-piece set

2026年3月11日水曜日 考古学切手 加曽利貝塚特別史跡指定記念フレーム切手