2026年9月16日水曜日

考古学切手 古代ギリシャ建築柱頭

 Archaeology Stamps: Ancient Greek Architectural Capitals


I enjoyed collecting archaeology stamps featuring Ancient Greek architectural capitals. The designs showcase the magnificent capitals of the Ionic, Corinthian, and Doric orders.


古代ギリシャ建築の柱頭をテーマとした考古学切手を集めて楽しみました。イオニア式、コリント式、ドーリア式の華麗な柱頭がデザインされています。

1 イオニア式とコリント式の柱頭 ギリシャ発行


イオニア式とコリント式の柱頭 ギリシャ発行

1987年

「古典建築の柱頭(Classical Architecture Capitals)」シリーズ

左側:イオニア式(ΑΡΧΑΪΚΟΣ ΙΩΝΙΚΟΣ ΡΥΘΜΟΣ)

特徴:柱頭に左右対称にデザインされた「渦巻き装飾(ヴォリュート)」が最大の特徴です。ドリス式よりも優美で軽快な印象を与え、アテネのアクロポリスにあるエレクティオン神殿などで見られます。 

右側:コリント式(ΑΡΧΑΪΚΟΣ ΚΟΡΙΝΘΙΑΚΟΣ)

特徴:アカンサスという植物の葉をモチーフにした、非常に細かく華やかな彫刻装飾が特徴です。イオニア式をさらに発展させた様式で、のちに古代ローマ建築でも好んで多用されました。

2 ドーリア式の柱頭 ギリシャ発行


ドーリア式の柱頭 ギリシャ発行

1987年

「古典建築の柱頭(Classical Architecture Capitals)」シリーズ

ドーリア式 (ΔΩΡΙΚΟΣ ΡΥΘΜΟΣ)

描かれている建築物: 左側にはアテネの[アクロポリス]に立つ[パルテノン神殿]のディテール、右側にはその象徴的なドーリア式の柱頭のイラストが大きく配されています。


消印付

3 イオニア式の柱頭 ギリシャ発行


イオニア式の柱頭 ギリシャ発行

1987年

「古典建築の柱頭(Classical Architecture Capitals)」シリーズ

イオニア式(ΙΩΝΙΚΟΣ ΡΥΘΜΟΣ)、渦巻き状の装飾(ボルート)が特徴。

切手の左側には、アテネのアクロポリスにある有名な神殿「エレクテイオン」を象徴する「カリアティード(女像柱)のバルコニー」の一部が描かれています。


消印付

4 コリント式の柱頭 ギリシャ発行


コリント式の柱頭 ギリシャ発行

1987年

「古典建築の柱頭(Classical Architecture Capitals)」シリーズ

「コリント式(ΚΟΡΙΝΘΙΑΚΟΣ ΡΥΘΜΟΣ)」の柱頭と、それが発見されたエピダウロス(ΕΠΙΔΑΥΡΟΣ)のアスクレピオス神域にある円形建物「トロス(Tholos)」の内部遺構のスケッチが描かれています。アカンサスの葉をモチーフにした華麗な彫刻が施されたこのコリント式柱頭は、エピダウロスのトロス内部の列柱として使われていたもので、古代ギリシャ建築の傑作として知られています。

5 イオニア式の柱頭デザイン ギリシャ発行


イオニア式の柱頭デザイン ギリシャ発行

1979年

アテネで開催された国際切手展「BALKANFILA '79(バルカンフィラ '79)」の記念切手。

1979年12月28日(28.XII.'79)にロドス島(RODOS)で押された消印付。

6 感想

建築様式としての柱頭デザインの違いとその華麗さを示す、考古学切手の手本みたいな切手です。切手の細部デザインにルーペで引き込まれてしまいます。


把手付中空円面硯(千葉市五十石遺跡)観察記録3Dモデル

 3D Model and Observation Record: Hollow Circular Inkstone with Handle (Gojikkoku Site, Chiba City)


This hollow circular inkstone with a handle is a portable inkstone used by local officials who handled written documents during the Nara period; it appears to be a unique specimen, as no other complete examples are known. It is designated as a Cultural Property by Chiba City.


この把手付中空円面硯は、奈良時代の文字を操る地方官人が使用した携帯型硯で、完形のものは類例がないようです。千葉市指定文化財となっています。

1 把手付中空円面硯(千葉市五十石遺跡)観察記録3Dモデル

把手付中空円面硯(千葉市五十石遺跡)観察記録3Dモデル

奈良時代

千葉市指定文化財

撮影場所:加曽利貝塚博物館「令和8年度企画展 新千葉市指定文化財記念 ちばの宝物」

撮影月日:2026.09.02


展示の様子

ガラスショーケース越し撮影

3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v9.013 processing 134 images


3Dモデルの動画


3Dモデルの画像

2 メモ

「埋蔵文化財調査センターが所蔵・公開している資料です。

本品が出土した五十石遺跡は緑区あすみが丘東2丁目に所在し、平成12年度から平成19年度にかけて発掘調査が実施されました。発見された遺構のうち、1号方形区画墓に隣接して造られた16号住居跡から把手付中空円面硯が出土しました。

本資料の特徴は、本体が中空で柄の部分に口があり、硯面に墨の付着がみられる点です。柄の部分の穴から水を注ぎ込み、柄部を上方に向けた状態で携帯することが可能な硯と推定されます。同形の硯は、松本市大輔原遺跡13号住居跡出土例(8世紀初頭)、福島県金沢製鉄遺跡群の鳥内沢A遺跡出土例(8世紀初頭)などが挙げられますが、欠損や接合などを行うことのない完形例はほとんどありません。

都城や地方の国衙などでは、装飾性に富んだ様々な種類の硯が出土していますが、本資料のように素朴なつくりの優品は全国的にも少なく、土気地域の在地豪族層の生活の一端をうかがい知ることができる好資料です。」(千葉市webサイトから引用)


貝層移動タイプ別偏位角分布

 Distribution of Deviation Angles by Shell Bed Transport Type


I categorized shell bed transport types into three groups—slope movement, collapse, and water flow—and examined the distribution of bivalve shell deviation angles for each. Distinct characteristics emerged, and the most frequently occurring angles differed among the groups. This revealed a correlation between bivalve shell deviation angles and the transport type.


貝層の移動タイプを斜面、崩落、流水の3つに分け、それぞれ別に二枚貝殻偏位角分布を見てみました。特徴がはっきりと分かれていて、最多出現角度も異なります。二枚貝殻偏位角が移動タイプに相関することが浮かび上がってきました。

1 貝層移動タイプ

セクション図から貝層分層を抽出しました。


剥取断面露頭写真とセクション図


セクション図分層区分

貝層分層毎に、これまでの検討に基づいて、貝層移動タイプを次の3つに分けました。

斜面移動タイプ…斜面を重力性移動して堆積するタイプ

崩落移動タイプ…崩落により移動堆積するタイプ

流水移動タイプ…流水により移動堆積するタイプ


分層別貝殻移動タイプ

この移動タイプ区分を個々の二枚貝殻に当てはめると次のようになります。


貝殻別貝殻移動タイプ

貝殻別貝殻移動タイプからボロノイ多角形を作図すると次のようになります。


ボロノイ多角形別貝殻移動タイプ

2 移動タイプ別二枚貝殻偏位角分布グラフ


斜面移動タイプ 二枚貝殻偏位角分布グラフ


崩落移動タイプ 二枚貝殻偏位角分布グラフ


流水移動タイプ 二枚貝殻偏位角分布グラフ

3 考察

移動タイプにより偏位角分布パターンが明白に異なります。

流水タイプの分布パターンは最多出現偏角の割合が多く、それより離れた角度の貝殻は少なくなっています。これは営力(水流)の特徴を表現していると考えることができます。

斜面タイプの分布パターンは最多出現角度付近とそれから離れた角度のものが広い裾野で分布し、重力性移動などの特徴を表現していると考えます。

崩落タイプの分布パターンはデコボコした滑らかさのない分布であり、崩落現象の特性を表現していると考えます。

最多出現偏位角を見ると、流水タイプで90~100°となり流水の抵抗を受けにくい偏位角が優先しています。斜面タイプでは100~110°となり、斜面角度(およそ120°)に対応した値となっています。崩落タイプでは120~130°となり、剥取断面で実際に観察できる斜面角度に近似しています。

これらの特徴から、二枚貝殻偏位角が移動タイプに相関することが浮かび上がってきたと考えます。


2026年9月15日火曜日

石釧(千葉市七廻塚古墳)観察記録3Dモデル

 3D Observation Model of a Stone Bracelet (*Ishikushiro*) (Nanamawarizuka Kofun, Chiba City)


I created a 3D observation model of a Kofun-period stone bracelet (*ishikushiro*). Made of dark green talc, it is characterized by intricate patterns on both its front and back surfaces.


モデルが貝輪といわれる古墳時代石釧(いしくしろ)の観察記録3Dモデルを作成しました。濃緑滑石製で、表裏面の微細な文様が特徴的です。

1 石釧(千葉市七廻塚古墳)観察記録3Dモデル

石釧(千葉市七廻塚古墳)観察記録3Dモデル

古墳時代中期

千葉市指定文化財

撮影場所:加曽利貝塚博物館「令和8年度企画展 新千葉市指定文化財記念 ちばの宝物」

撮影月日:2026.09.02


展示の様子

ガラスショーケース越し撮影

3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v9.013 processing 154 images


3Dモデル動画


3Dモデル画像

2 メモ

「滑石製の石釧は、表裏に精緻な文様が施された直径約16㎝の大型品で、類例の少ない貴重な資料です。」(説明より)

…………………

参考 石釧 Googlechrome AIモード

石釧(いしくしろ)とは、日本の古墳時代(主に前期〜中期、4〜5世紀)につくられた石製の腕輪のことです。

南海産の巻貝であるイモガイを輪切りにして作った貝製腕輪(貝輪)をモデルにしており、表面に放射状の細かい彫刻(櫛葉文や沈線)が施されているのが特徴です。

石釧の主な特徴と歴史的背景

* 素材と形状: 主に碧玉(へきぎょく)や緑色凝灰岩、滑石といった緑色の美しい石材が用いられました。内径は5〜6cm、外径は7〜8cmほどの正円形または楕円形の環状をしています。 

* 実用から権威の象徴(威儀具)へ: 弥生時代までは実際に腕に着用する装身具(貝輪)でしたが、古墳時代に石で模造されるようになると実用性は失われ、被葬者の権力やステータスを示す「威儀具(いぎぐ)」や呪術的な「宝器」としての性格を強めました。

* ヤマト政権からの配布品: 近畿の中央政権(ヤマト政権)の周辺で集中的に製作され、そこから日本各地の有力な首長(豪族)へ政治的なつながりの証として配布されたと考えられています。そのため、各地の前期古墳の埋葬施設(粘土槨や竪穴式石室など)から鏡や玉類とともに出土します。 

* 腕輪形石製品の3大分類: 古墳時代の腕輪形石製品は、模した貝の種類や形状の違いによって「石釧(イモガイ型)」「車輪石(オオツタノハ型)」「鍬形石(ゴホウラ型)」の3つに呼び分けられます。 

…………………

3 3Dモデルの精度

石釧の最大の特徴は表面の微細な文様です。3Dモデル画像と撮影写真を較べると、3Dモデル画像の解像は撮影写真に及びませんが、フォトグラメトリ3Dモデルとしては合格ラインを越えています。


3Dモデル画像


撮影写真画像


2026年9月14日月曜日

二枚貝殻偏位角分析のための予備活動

 Preliminary Work for Bivalve Shell Deviation Angle Analysis


I am currently analyzing the deviation angles (measured clockwise from the vertical-up position) of all bivalve shells found in the shell-layer profile section removed from the northern slope of the Ariyoshi-Kita Shell Midden. As a preliminary step, I examined the distribution patterns by categorizing the deviation angles into three groups: the 90°–110° range (where the highest frequency of occurrence is observed) and the ranges immediately preceding and following it. Observations suggest that these distribution patterns vary across the different stratigraphic units.


有吉北貝塚北斜面貝層剥取断面の観察できる二枚貝殻全部の偏位角(鉛直上、時計回り)の分析に取組んでいます。予備活動として、偏位角を出現の多い90°~110°とその前後に3区分してその分布パターンを見ました。3区分分布パターンは分層単位毎に異なるように観察できます。

1 二枚貝殻偏位角の3区分


二枚貝殻偏位角の3区分

10°刻みでみると90°~110°の出現数が最も多く、全体の3割近くになります。偏位角90°~110°は貝殻が移動した斜面角度(概ね120°)に対応した最も一般的な偏位角であると想定します。この偏位角90°~110°とその前後で偏位角を便宜的に3区分して、その分布を見てみることにします。

2 二枚貝殻偏位角3区分の分布


0°~90°の分布


90°~110°の分布


110°~180°の分布


偏位角3区分の分布

ボロノイ多角形に次のように色塗り

0°~90°の分布…薄緑

90°~110°の分布…赤

110°~180°の分布…青

なんとなく偏位角分布の構造が浮かび上がってきましたので、次に分層(発掘時現場観察による貝層分層[セクション図])との関係を見てみました。

3 偏位角3区分と分層線のオーバーレイ図


分層線


偏位角3区分と分層線のオーバーレイ図

分層毎に偏位角3区分分布パターンが異なる様子が観察できます。例えば、A分層は斜面移動の様子が分布パターンに直接表れているように見えますが、B分層はそれとは異なるパターンです。これは分層毎に二枚貝殻移動の様子(挙動)が異なり、結果として異なる偏位角3区分分布パターンが表れている可能性があります。

また、画面の左では青が多く、右では薄緑が多い印象を受けます。これは斜面角度が左では急で、右では緩であることに関連しているのかもしれません。さらに画面下部は斜面との関係が少ないので、薄緑が多くなっています。

4 メモ

便宜的に偏位角を3区分してその分布パターンをみると、それが分層構造と関連している可能性が濃厚であるという直観(見立て)を得ることができました。


2026年9月13日日曜日

石皿・凹石(千葉市狐塚西遺跡)観察記録3Dモデル

 3D Model Observation Record: Stone Plate/Depression Stone (Kitsunezuka-nishi Site, Chiba City)


The top surface of the artifact features only a stone plate, while the front side displays three depressions alongside the stone plate. It is possible that the different surfaces were used depending on the task—such as grinding shelled fruits versus performing both de-hulling and grinding simultaneously.


展示物の上面は石皿だけ、正面は凹(くぼみ)3ヶ所と石皿になっています。殻なしの果実を磨り潰す場合と、殻とりと磨り潰しを一緒に行う場合とで利用面を使い分けていたようです。

1 石皿・凹石(千葉市狐塚西遺跡)観察記録3Dモデル

石皿・凹石(千葉市狐塚西遺跡)観察記録3Dモデル

縄文時代

撮影場所:加曽利貝塚博物館「令和8年度企画展 新千葉市指定文化財記念 ちばの宝物」

撮影月日:2026.09.02


展示の様子

ガラスショーケース越し撮影

3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v9.011 processing 152 images


3Dモデル動画


3Dモデル画像

2 メモ

展示物の上面は石皿だけ、正面は凹(くぼみ)3ヶ所と石皿になっています。殻なしの果実を磨り潰す場合と、殻とりと磨り潰しを一緒に行う場合とで利用面を使い分けていたのかもしれません。展示では観察できませんが、下面と後面にも石皿があるとの説明があります。多用途石皿のようです。


学芸員のコメント

2026年9月12日土曜日

イコールアース図法をQGISで試してみる

 Trying out the Equal Earth projection in QGIS


I tested the Equal Earth projection—an equal-area map projection currently gaining attention via UN News—using QGIS. This projection is primarily valued for its educational utility in providing a comprehensive view of the entire globe, though it exhibits significant distortion near the edges of the map frame. Setting the central meridian to the Prime Meridian results in a map centered on Africa, whereas setting it to 150° East longitude centers the map on the eastern edge of the Eurasian continent.


国連二ユースで話題となっているイコールアース図法(面積が正確な一つの図法)をQGISで試してみました。イコールアース図法は地球全体を俯瞰するための教育的意義が先行する図法で、図郭縁辺で大きく歪みます。中央子午線を本初子午線にするとアフリカ中心の図法となります。中央子午線を東経150°にするとユーラシア大陸東縁が中心の図法となります。

1 イコールアース図法(中央子午線:本初子午線)


地球全体表現

WGS 84 / Equal Earth Greenwich

EPSG:8857

中央子午線:本初子午線

QGISで表現、地図内容はGoogleMap。


日本列島一部

2 イコールアース図法(中央子午線:東経150°)


地球全体表現

WGS 84 / Equal Earth Asia-Pacific

EPSG:8859

中央子午線:東経150°

QGISで表現、地図内容はGoogleMap。


日本列島一部

3 メルカトル図法


地球全体表現

WGS 84 / Pseudo-Mercator

EPSG:3857

中央子午線:本初子午線

QGISで表現、地図内容はGoogleMap。


日本列島一部

3 感想

イコールアース図法とメルカトル図法を比較すると次のような違いがあります。

イコールアース図法…面積比が正しい、図郭縁辺では角度や方位が大きくゆがむ。

メルカトル図法…角度方位が正しい、極地の面積が過大となる。

どの図法でも同じですが、イコールアース図法でも中央子午線の設定の仕方により地球大陸・海洋分布イメージが大きく異なります。イコールアース図法で中央子午線を本初子午線に設定するとアフリカ大陸が地球の中心になり、アフリカのイメージが特段に高まります。


考古学切手 デルフィ遺跡

 Archaeology Stamps: The Ruins of Delphi


I enjoyed two stamps featuring the ruins of Delphi, a site famous as the seat of the ancient Greek oracle. I visited these ruins in 2009, an experience that deepened my interest in divination and magical practices.


古代ギリシャの神託の場として有名なデルフィ遺跡の考古学切手2点を楽しみました。この遺跡は2009年訪問して、占い(呪術)に興味を深めました。

1 デルフィ遺跡 ギリシャ発行


デルフィ遺跡 ギリシャ発行

1995年

国連創設50周年(ΠΡΟΔРОΜΟΣ ΗΝΩΜΕΝΩΝ ΕΘΝΩΝ 50)記念切手です。

ギリシャのデルフィ遺跡にあるアテナ・プロナイア神域のトロス(円形建築物)が美しく描かれています。

2 デルフィ遺跡 国連発行


デルフィ遺跡 国連発行

2004年

世界遺産シリーズ

アテナ・プロナイア神域のトロス(円形建築物)が描かれています

3 メモ

デルフィ遺跡には2009年11月訪れました。この遺跡で占い(呪術)に興味を深めました。


デルフィ遺跡(2009年11月撮影)


神託の場となったアポロン神殿(2009年11月撮影)


アテネの宝物庫(2009年11月撮影)


大地のヘソ(2009年11月撮影)

関連記事 ブログ世界の風景を楽しむ

2021年8月26日木曜日 切手で再訪したデルフィ古代遺跡



2026年9月11日金曜日

手焙形土器(千葉市星久喜遺跡)観察記録3Dモデル

 3D Model for Observation and Documentation of a Hand-Warmer-Style Earthenware Vessel (Hoshikuki Site, Chiba City)


I created a 3D model to document and facilitate the observation of a hand-warmer-style earthenware vessel currently on display at the Kasori Shell-Mound Museum as part of the FY2026 special exhibition, "Treasures of Chiba: Commemorating Newly Designated Chiba City Cultural Properties." This marks my first time creating such a model for this type of vessel—which was produced up until the early Kofun period and is frequently excavated in the Chiba area.


加曽利貝塚博物館「令和8年度企画展 新千葉市指定文化財記念 ちばの宝物」に展示されている手焙形土器の観察記録3Dモデルを作成しました。千葉でも多く出土する、古墳時代前期まで作られた手焙(てあぶり)形土器の観察記録3Dモデル作成ははじめてです。

1 手焙形土器(千葉市星久喜遺跡)観察記録3Dモデル

手焙形土器(千葉市星久喜遺跡)観察記録3Dモデル

古墳時代前期

撮影場所:加曽利貝塚博物館「令和8年度企画展 新千葉市指定文化財記念 ちばの宝物」

撮影月日:2026.09.02


展示の様子

ガラスショーケース越し撮影

3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v9.011 processing 188 images


3Dモデル動画


3Dモデル画像

2 メモ

千葉でも多く出土する、古墳時代前期まで作られた手焙(てあぶり)形土器の観察記録3Dモデル作成ははじめてです。


手焙形土器の部分名称 Wikipediaから引用


学芸員のコメント

学芸員のコメントは企画展の展示価値を高める素晴らしい試みです。


2026年9月10日木曜日

貝面(レプリカ)(熊本県黒橋貝塚)観察記録3Dモデル

 3D Model Based on Observations of a Shell Mask Replica (Kurohashi Shell Midden, Kumamoto Prefecture)


The life-sized *Itabo* oyster shell mask I viewed at the Kasori Shell Midden Museum was incredibly striking, even as a replica. The 3D model created from my observations turned out very well. It brings to mind the possibility of a cultural connection to the scallop shell mask excavated from the Dongsam-dong Shell Midden in Busan, South Korea—an artifact known to me from archaeological postage stamp.


加曽利貝塚博物館で観覧した実物大イタボガキ製貝面はレプリカとはいえ、とても迫力がありました。観察記録3Dモデルもよい出来ばえとなりました。考古学切手で知っている韓国釜山市東三洞貝塚出土のホタテ貝製貝面との文化的つながりの可能性が脳裏に浮かびます。

1 貝面(レプリカ)(熊本県黒橋貝塚)観察記録3Dモデル

貝面(レプリカ)(熊本県黒橋貝塚)観察記録3Dモデル

縄文時代中期~後期

撮影場所:加曽利貝塚博物館常設展

撮影月日:2026.09.02


展示の様子

ガラスショーケース越し撮影

3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v9.011 processing 105 images


3Dモデルの動画


3Dモデル画像

2 メモ

加曽利貝塚博物館で観覧した実物大イタボガキ製貝面はレプリカとはいえ、とても迫力がありました。観察記録3Dモデルもよい出来ばえとなりました。考古学切手で知っている韓国釜山市東三洞貝塚出土のホタテ貝製貝面との文化的つながりの可能性が脳裏に浮かびます。

2023年3月29日水曜日 東三洞貝塚出土貝面図案の韓国切手


貝面をデザインした韓国考古学切手 1999年発行