Examination of the Description of the Fourth Section of the Shell Bed
I have examined the fourth section of the shell bed on the north slope of the Ariyoshi North Shell Mound, based on the detailed description in the section diagram, to determine the major shell species, shell fracture rate, etc. The data is consistent with the preliminary interpretation of shell bed development.
有吉北貝塚北斜面貝層第4断面について、セクション図の詳細記載に基づき主要貝種、貝殻破砕率などについて把握しました。データは貝層発達予備解釈と整合します。
1 崩落層と斜面貝層の境
崩落層と斜面貝層の境
貝層か土層・砂層であるか、分布形状が不規則か斜面に沿った成層かなどを指標に崩落層と斜面貝層の区分を行いました。資料で砂層か混土貝層であるかの確認が十分にとれないところがあるので、崩落層と斜面貝層の境は斜面下部でA案とB案の二つになりました。
なお、右岸側は分層分布と記載から崩落層はないと判断しました。斜面貝層とそれぞれ対応する「斜面土層」が存在すると考えます。斜面貝層・「斜面土層」のそれぞれの分層は個別の高濃度流(貝殻泥流)の跡であると予備解釈します。
2 崩落層における貝殻分布
崩落層における貝殻分布
崩落層の各所から貝殻が検出されていて、崩落層形成前に貝層があったこと、あるいは崩落層形成中に貝殻投棄があったことがわかります。
3 主要貝種
主要貝種
斜面では全てイボキサゴウあるいはハマグリ・イボキサゴとなります。ガリー流路谷底付近ではハマグリあるいはイボキサゴとなります。ハマグリ(純貝層)がガリー流路谷底付近にのみ出現し、斜面に出現しません。この様子は、斜面の上(この断面には図示されていない、台地縁)から投棄されたハマグリ・イボキサゴ・(大量の)イボキサゴ破砕貝片などが高濃度流で斜面を流下し、貝殻の大きさでソートされて、相対的に大形のハマグリ貝殻が斜面下部に集中堆積したと考える予備解釈と整合します。
4 破砕率
破砕率
破砕率の数値は分層によってバラバラの値を示しますが、図示したように斜面と谷底では平均値が53%、22%と倍半分の関係になります。この様子も、ハマグリ・イボキサゴ・(大量の)イボキサゴ破砕貝片などが高濃度流で斜面を流下し、貝殻の大きさでソートされて、相対的に大形のハマグリ貝殻が斜面下部に集中堆積したと考える予備解釈と整合します。
5 メモ
第4断面に関連して、引き続き次の検討を行います。
・密集土器平面図・写真と断面との関係
・第4断面にかかる全土器、骨、他遺物の分布
・地山地形3Dモデルと第4断面との3D空間における関係
・高濃度流の推定



















































