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2021年11月17日水曜日

歌う土偶の3Dモデル観察

 3D model observation of singing clay figurines

We observed the middle Jomon clay figurines (Minowa Town Maruyama Site) exhibited at the Minowa Town Folk Museum with a 3D model. I imagined it as a clay figurine singing with a big round mouth open.

箕輪町郷土博物館展示の縄文中期土偶(箕輪町丸山遺跡)を3Dモデルで観察しました。丸い大きな口を開けていて、歌う土偶と想像しました。

1 土偶(箕輪町丸山遺跡)観察記録3Dモデル Dogu

土偶(箕輪町丸山遺跡)観察記録3Dモデル Dogu

縄文時代中期

撮影場所:箕輪町郷土博物館常設展

撮影月日:2021.11.10


展示の様子

ガラスショーケース越し撮影

3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v6.010 processing 83 images

Dogu (Minowa Town Maruyama Ruins)

Mid-Jomon period

Location: Minowa History Museum Permanent Exhibition

Shooting date: 2021.11.10

Shooting through a glass showcase

Generated with 3D model photogrammetry software 3DF Zephyr v6.010 processing 83 images


3Dモデルの動画

2 観察メモ

・丸い大きな口が深い穴で表現されていて、歌唱している顔面を表現していると想像します。

・目と鼻がそれぞれ2つの小さな穴で表現されていて、それらが直線上にあることから、また鼻の高さがないので、目と鼻から生まれる顔の表情が希薄です。

・この土偶顔面を正面からみるよりも、斜め下からみるほうが目と鼻の区別がついて、顔の表情が豊かになります。