2026年2月11日水曜日

6断面と7断面の貝層区分対比作業

 Comparison of Shell Layer Classifications between Sections 6 and 7


For the shell layer on the northern slope of the Ariyoshikita Shell Mound, the proposed shell layer classification for Section 7 was projected onto Section 6. The shell layer on the slope has been largely replaced by older shell layers compared to the downstream section.


有吉北貝塚北斜面貝層について、7断面貝層区分案を6断面に対比投影しました。斜面の貝層は、下流の断面と較べるとほとんどが古い貝層に置き換わっています。

1 12断面~7断面貝層区分の再検討


12断面~7断面貝層区分の再検討作業資料

12断面~7断面貝層区分を再検討し、9断面、8断面、7断面について貝層区分を修正変更しました。

以下の検討は7断面の新しい貝層区分結果に基づきます。

2 7断面と6断面の貝層区分対比結果


7断面と6断面の貝層区分対比結果


6断面の貝層区分

7断面貝層区分案を6断面に対比投影しました。手がかりは貝層全体構造の対応関係、分層記載、縦断図(17断面、1断面)による接合関係などです。

3 6断面-17断面-7断面の空間位置関係


6断面-17断面-7断面の空間位置関係

4 メモ

12断面~10断面付近はガリー流路の堆積区間で流路性堆積貝層の発達がよいため、それとの位置関係で斜面貝層の対比作業が楽です。また断面写真を参考に貝層の色がキーとなります。しかし、9断面~6断面は流路性堆積貝層の発達が悪いため、それとの位置関係でおこなう対比作業の根拠が薄弱になっています。断面写真もありません。

当面、不確か感が背景に漂う作業となり苦しいですが、5断面~2断面まで通しで同じ対比作業を進めて、最初の貝層全体の比作業成果(たたき台)をつくります。その後次の作業を踏まえて、たたき台の精緻化作業をおこなうこととします。

・貝層区分縦断図を作成し、横断図(現在作業している断面図)との関係を検討する。

・ガリー本流流路の区間別浸食堆積特性を検討する。

・分層層相データ(分層記載データ)について検討する。(対比作業のキーとなる情報があるか、再検討する。)

・土器型式3D分布データが貝層対比作業のキーとなるか、検討する。

・遺物3Dモデル分布データが貝層対比作業のキーとなるか、検討する。

・剥ぎ取り断面の貝殻方向分析をおこない、貝層形成モデルを作成して、それが貝層対比作業にどのように役立つか検討する。


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