花見川流域の自然・歴史を知るための図書紹介 21
1 「目で見る習志野・八千代の100年」の諸元、内容、目次
【諸元】
書名:目で見る習志野・八千代の100年
監修:滝口昭二
発行所:郷土出版社
発行日:2008年12月22日
体裁:B4判、146頁
【内容】
目で見る千葉県の100年シリーズの1つとして発行された写真史料集
【主要目次】
●明治・大正時代
1 軍都津田沼の出発
2 産業の発達と人々の暮らし
●昭和戦前
1 昭和の始まり
2 戦前の教育
3 戦争への道と戦時下の暮らし
・習志野軍隊生活寸景
●昭和戦後
1 敗戦からの復興
・思い出の谷津遊園
2 民主教育の始まり
・習志野市とともに歩む私立習志野高等学校
3 変貌する景観
・習志野俘虜収容所とオーケストラ
4 高度経済成長、そして新しい時代へ
・八千代工業団地と八千代台駅
「目で見る習志野・八千代の100年」と「目で見る千葉市の100年」
「目で見る千葉市の100年」も「目で見る習志野・八千代の100年」と同じシリーズで出版されています。
両書とも編集趣旨は同じですが「目で見る習志野・八千代の100年」の方により多くの花見川流域に関する写真が掲載されています。
「目で見る千葉市の100年」は特段の紹介を省略します。
2 この図書の特徴
明治以降の地域に関する写真を地元で集めて編集した写真史料集です。
過去の花見川流域の姿を知ろうとする時、当時の写真があれば文字とは違い具体的なイメージを持つことができます。そういう意味でこの図書は一つの有力な参考資料となります。
このブログでは次の記事でこの図書から写真を引用させてもらいました。
海老川(Ebigawa) 乱歩(Ranpo) です。
返信削除「目でみる習志野・八千代の100年」
小生は、この書籍を買おうか迷よってしまいました。
いい値段なので、踏ん切りがつきませんでした。
この手の企画物書籍は、すぐ買わないと売り切れになり
再版されず入手不可能になるからです。
図書館で閲覧してから決めようと思います。
早く決断しないとネットでも新品を入手できる限界になってきていますので・・・
海老川乱歩さん
返信削除コメントありがとうございます。
「目で見る習志野・八千代の100年」などの郷土出版社の写真史料集は地元旧家等から直接収集した写真が中心ですから、思いがけない写真が混ざっていて楽しめます。
確かに値段が高く、大判で置くのに苦労しますから、個人所有するかどうかの判断は私は迷いました。
習志野・八千代は購入して良かったと思いましたが、千葉市は千葉市中心市街が中心の写真集で、内容確認しないで購入したのを後で少し悔みました。