1 5mメッシュ利用域の拡大に成功
次の図は5mメッシュ利用域拡大に成功して、その結果を表示した図です。
2014.12.04現在の5mメッシュ利用域
関東地方の主要な駅路網を含む範囲の5mメッシュを使えるようになりました。
歴史考古のみならず、地形の検討においても5mメッシュは威力を発揮すると思います。
趣味活動の基盤整備が一段と進みました。
ここで使用しているXMLファイルは全部で16045ファイルです。1ファイルには225×150=33750の5mメッシュの標高が記述されていますから、メッシュ数は541,518,750になります。約5.4億メッシュということになります。1つ1つのメッシュは0.1m刻みの標高が記述されています。
2 作業にかかった時間
地理院WEBサイトからzipファイル73ファイルをダウンロードするのに時間はほとんどかかりませんでした。
そのzipファイルの解凍は一括解凍ソフトを使ったので、1~2分で終りました。
73のフォルダーにxmlファイルが全部で6586ファイル入っている状態ができたので、この6586ファイルを1つのフォルダーに集め、既存の9459ファイルをこのフォルダーに加えて16045ファイルの集合をつくるのに時間がかかりました。2時間くらいかかったと思います。
地図太郎PLUSにこの16045ファイルを読み取らせる初回作業に17分かかりました。
時間はかかりましたが、問題なく5.4億のメッシュを使えるようになりました。
地図太郎プラスの挙動もいつも通りで、特段遅くなったということは有りませんでした。
3 気がついたこと
作業を始める時は2014.12.03記事「慎ましやかなそして密かなるビッグプロジェクト」で述べたとおり感情の起伏を伴っていたのですが、作業の最後で地図太郎PLUSにメッシュを読み取らせている時、ふと、メモリーの使用状況はタスクマネージャーで知ることが出来ることに気がつきました。
5.4億メッシュを読み取らせてから、早速タスクマネージャーを開いてみました。
5.4億メッシュを読み込んだ時のタスクマネージャー
メモリ16GBの内、49%の7.95GBが使用されています。さらにリソースモニターをみると、地図太郎PLUSが使っているメモリは3.8BGです。
ですから、単純計算上は地図太郎PLUSがあと8GB使うとパソコンがハングアップします。そこまで全部5mメッシュを読み込むとすると、全部で17.6億メッシュが使えることになります。おおよそ現在の3倍の範囲にまで利用域を拡大出来るということになります。
現在の2倍くらいの範囲なら十分余裕を持って5mメッシュ利用域の拡大が可能であることがわかりました。
パソコンメモリー使用状況をモニターできることに気がつくと、作業を始めた時の感情の起伏がウソのように感じられます。
感傷モードから業務遂行モードに心理が激変です。
自分が想像していた以上に16BGメモリーはその容量が大きいものであることがわかり、また、メモリー使用状況のモニターが可能であるので、メモリー全部を使い倒すまで遠慮なく操作情報量を増やしていこうと思います。
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