2019年9月23日月曜日

展示ジオラマ3Dモデルと地形3Dモデルの比較

千葉市土気あすみが丘プラザ展示室に展示されている土気地区ジオラマを全周多視点撮影して3Dモデルを作成しました。それと同じ空間の地形3DモデルをQGISにより作成し比較して遊びました。
2019.08.27記事「千葉市土気あすみが丘プラザ展示室の観覧」参照

1 千葉市土気あすみが丘プラザ展示室の土気地区ジオラマ3Dモデル

千葉市土気あすみが丘プラザ展示室の土気地区ジオラマ3Dモデル
撮影場所:千葉市土気あすみが丘プラザ展示室
撮影月日:2019.08.26
3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v4.509 processing 32 images

土気地区ジオラマの様子

2 土気地区地形3Dモデル

現在の土気地区地形3Dモデル
QGISプラグインQgis2threejsで作成
地形情報は5mメッシュ
空中写真はGoogle earthによる
垂直強調度5.0

QGIS作業画面

3 感想
・ジオラマ3Dモデル作成がガラス面がないため難の少ないものになっています。
・ジオラマは開発前の土気地区の様子を、地形3Dモデルは現在の様子を表現しています。2つの3Dモデルを作ることによりその過去・現在の比較が容易になります。
・ジオラマは開発地域に限定してつくられていて、周辺の興味ある急崖の様子の表現が弱くなっています。そのため旧石器時代や縄文時代の狩猟を念頭に置いた観察では物足りなさを感じます。
・地形3Dモデルは地形強調度を思い通りに変更できるので便利です。地形を好みに合わせてデフォルメできます。
・尖石縄文考古館で見かけた遺跡分布ジオラマについても同じように3Dモデルを作成し、地形3Dモデルと比較してみることにします。
・現在利用できる5メッシュ標高データは最新版であり、当然ながら開発後のものです。開発前の標高データを旧版25000分の1地形図等から作成し、より自然地形に近い地形3Dモデル作成にチャレンジしたいと希望しています。

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