縄文貝製品学習 1
加曽利貝塚博物館の装飾品コーナーに展示されている赤彩ハマグリの観察記録3Dモデルを作成しました。
1 赤彩ハマグリ(千葉市加曽利貝塚) 観察記録3Dモデル
赤彩ハマグリ(千葉市加曽利貝塚) 観察記録3Dモデル
赤色顔料で内外面につながる文様を描いている
撮影場所:加曽利貝塚博物館
撮影月日:2020.07.30
ガラス面越し撮影
3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v5.002 processing 101 images
動画
2 感想
・貝製品の3Dモデルを初めてつくりました。赤彩の様子はよく表現できているのですが、縁が貝刃のようにギザギザになってしまい正確に結像していないことは残念です。貝製品3Dモデル作成は最初からガラス面越し撮影の限界に直面しているようです。
・赤彩される貝はほとんどが二枚貝であるようです。
・なぜ赤彩されるのか。赤彩されたハマグリはどのように使われたのか急いで学習を深めたいと思います。
・「忍澤成視(2000):縄文時代における貝製装身具の実際(貝塚博物館紀要、第27号)」では市原市西広貝塚の事例から赤彩貝が葬送儀礼に関係する道具である可能性を指摘しています。
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