縄文社会消長分析学習 97
有吉北貝塚北斜面貝層の断面図3D表示に判りやすい等高線3D表示を加えるとともに、周辺竪穴住居分布を加えて情報図とし、思考補助道具として活用することにします。
1 有吉北貝塚 北斜面貝層 情報図 試作1
有吉北貝塚 北斜面貝層 情報図 試作1有吉北貝塚発掘調査報告書掲載情報から作成
主な掲載情報
1 北斜面貝層の縦横断面図
2 周辺地形等高線
3 有吉北貝塚主要部の中期竪穴住居分布(2D表示、直近のみ3D表示)
Blenderで作成、3DF Zephyr LiteでSketchfabにアップロード
3DF Zephyr Lite画面
3DF Zephyr Lite画面
3DF Zephyr Lite画面
3DF Zephyr Lite画面
3Dモデルの動画
2 メモ
北斜面貝層平面図、縦断図、横断図からわかるガリー浸食地形の谷頭と竪穴住居との最接近距離は13mです。集落中央部広場中心との距離は40mです。ガリー浸食地形の急発達が集落社会に強力なインパクトを与えたことが推測できます。谷底土器破壊層と谷頭を埋める混貝土層の形成は、ガリー浸食地形形成という「災害」と密接に結びついていると仮説します。そもそもなぜガリー浸食地形が発生したのか、集落人口急増による薪の採取で斜面裸地化進行が影響したのではないか、興味が深まります。
3 技術メモ
Blenderを使って発掘調査報告書掲載資料の立体化をすれば、思考を刺激する資料が作れることを実感します。
Blender画面上ではきれいに作れた立体物をWabefront(.obj)ファイルで書き出して表示すると、適切に表示されない不都合(バグ)がいろいろあるようです。また日本語表示には弱いようです。
Blender画面
表題も書き込みましたが、Wabefront(.obj)にすると文字化けしてしまい、修正出来なかったので、残念ですが削除しました。
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