2021年6月12日土曜日

有吉北貝塚北斜面貝層 発掘調査前(表土除去後)地形3Dモデルの試作

 縄文社会消長分析学習 100

有吉北貝塚発掘調査報告書掲載の北斜面貝層縦横断図15枚から3枚の等高線を作成しましたが、その内の1枚「発掘調査前(表土除去後)地形」の3Dモデルを試作しました。

オリジナル等高線からDEMを作成して観察に値する3Dモデルができるかどうか試したのですが、良い結果が得られました。

1 有吉北貝塚北斜面貝層 発掘調査前(表土除去後)地形 3Dモデル

有吉北貝塚北斜面貝層 発掘調査前(表土除去後)地形 3Dモデル

有吉北貝塚発掘調査報告書掲載資料から作成した等高線図に基づいてDEM作成

QGIS、GRASS、Blender利用

3DF Zephyr LiteからSketchfab投稿


QGIS画面


3DF Zephyr Lite画面


3Dモデルの動画

2 メモ

発掘調査報告書平面図に掲載されている北斜面貝層周辺の等高線と、発掘区域のオリジナル等高線を一つのファイルにして、それからQGIS+GRASSでDEMをつくり、3Dモデルにしたところ、使い物になるレベルの3Dモデルができました。

北斜面貝層発掘調査前の地形の様子が良くわかります。

早速、「貝層基底面高度分布図(貝層形成直前地形)」と「下総層群上面高度分布」の3Dモデルも作成して、検討・思考の用に使うことにします。

簡単なポンチ絵としての等高線でも気軽に3Dモデル化できるので、地形学習が楽しくなります

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