懸案だった顔面把手付大深鉢(伊那市月見松遺跡)の展示様子を3Dモデルにすることができました。未調整素3Dモデルをみると背後まで一応結像しています。今後ゴミを取り除き観察記録3Dモデルに仕立て上げる予定です。
顔面把手付大深鉢(伊那市月見松遺跡)の未調整素3Dモデル動画
伊那市創造館展示
撮影枚数187
顔面が「縄文のビーナス」と同じようになぜこのようになっているのかなど興味が尽きない土器です。
以前、長野県立歴史館でこの土器のレプリカの観察記録3Dモデルを作成したことがあります。
縄文中期中葉顔面把手付深鉢形土器(複製)(伊那市月見松遺跡)外3点S4 観察記録3Dモデル左から縄文中期後葉初台付鉢形土器(塩尻市上木戸遺跡)[中空の円文とコイル状の飾りが極度に発達し、台をつけて目立つようにしている。このような土器は、県中部・北部の大規模なムラから、ごく少数だけ見つかる。]、縄文中期中葉顔面把手付深鉢形土器(複製)(伊那市月見松遺跡)[長野県宝]、縄文中期中葉「土偶装飾の付く有孔鍔付土器」(複製)(南箕輪村久保上ノ平遺跡)、縄文中期前葉「雲母片を混ぜ、キラキラしている土器」(千曲市屋代遺跡群)
撮影場所:長野県立歴史館
撮影月日:2020.02.14
整理番号:S4
実寸法付与
ガラス面越し撮影
3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v4.530 processing 164 images
0 件のコメント:
コメントを投稿