古長沼の名残と考えられる蛇行する黒い影(水分を多く含む土質)が米軍空中写真(昭和21年撮影)に見つかりました。
この写真の簡易幾何補正をしてGISに組み込み、0.5m間隔の地形段彩図にオーバーレイしました。
地形段彩図にオーバーレイした米軍空中写真
この図をカシミール3Dを使って3D表現してみました。
米軍空中写真の3D表現
蛇行する黒い影と地形(昭和21年の地形ではなく、現代の地形)との関係はあまり明瞭ではないので、米軍空中写真を半透明にして地形段彩図の色がある程度わかるようにしてみました。
地形段彩図にオーバーレイした米軍空中写真(半透明)
この図をカシミール3Dを使って3D表現してみました。
米軍空中写真の3D表現
米軍空中写真は半透明
高さ強調倍率10倍
地形との関係が判ってきました。
さらに理解を深めるために、3D表現の高さ強調倍率を10倍から20倍に変更してみました。
米軍空中写真の3D表現
米軍空中写真は半透明
高さ強調倍率20倍
古長沼の名残と考える多湿土質の分布と地形(ただし現代の地形)との関係が直感的にわかるようになりました。
作図上の工夫はさらに出来ると思いますが、ここまでくれば、いろいろな発想を刺激する資料になりましたので、ひとまず立ち止まって考察します。
考察は次の記事で述べます。
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