勝田川に面する河岸段丘(千葉第1段丘a)のボーリングデータ情報がありますので紹介します。
千葉県地質環境インフォメーションバンクで公表されている整理番号12180の情報です。
次に地形断面とその柱状図を示します。
地形断面位置とボーリングデータ位置
地形断面とボーリング情報
ボーリング情報拡大図(整理番号12180)
孔口標高TP17.16m
千葉県地質環境インフォメーションバンクより引用
細砂層の上に粘土層、ローム層の堆積があります。
粘土層の観察として次の記載があります。
粘土層:暗褐灰。上部粘土質ローム挟む。5.15~5.40m、砂混り粘土。
細砂層(木下層と考えます)の上に粘土層があり、その粘土層がローム層と漸移する様子が読み取れます。
この関係は横戸河岸段丘の露頭で観察した結果と同じです。
また、地層の境の標高も近似しています。
このことから、下の図のように横戸河岸段丘とその露頭の地層と、勝田川河岸段丘(千葉第1段丘a)とそのボーリングデータによる地層とは同じものとして対比できると考えます。
横戸河岸段丘露頭と勝田川河岸段丘の地層の対比
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