縄文土器学習 337
千葉市埋蔵文化財調査センター展示室を2年か3年ぶりに訪問しました。主目的は「ちば市政だより」表紙に掲載された土版観察です。同時に、展示室が特段に充実したという情報を知っていましたので、展示室観覧も楽しみに出かけました。
以前の展示室の奥により広いメイン展示室ができ、以前とは比べ物にならない遺物展示数と内容充実が図られていて驚きました。
入り口に近い展示室には復元縄文竪穴住居、巨大な千葉市遺跡分布地形模型、実物貝層断面資料、人面付土版などが展示されています。
実物貝層断面資料
人面付土版
メイン展示室は旧石器時代から奈良平安時代までの出土遺物がわかりやすい説明資料とともに展示されていて、時間があれば一日中粘りたくなるような充実度です。
メイン展示室全景
全ての展示物を心ゆくまで観覧できる心理的・時間的余裕の持ち合わせがなかったので、縄文時代遺物のうち土器や土製品をメインに3Dモデル作成用撮影を優先しました。
縄文土器展示
縄文土器展示
部屋の中央には地割れ(断層?)によって切られた縄文土器囲炉遺構の実物資料や古代の石釧(いしくしろ)展示もあります。
地割れによって切られた土器囲炉遺構実物資料
石釧(いしくしろ)
このように展示が充実しているならばもっとはやく訪問しておけばよかったと少し後悔しました。今後千葉市埋蔵文化財調査センターに時々訪問することにして、繰り返し展示物を観察して自分の学習に役立てたいと思います。
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